当分野は、手術や画像診断等の解剖学的発生学的基盤の形成を通じて臨床医学のサポートを行うことをめざしています。人体解剖学の教育は全身をあつかうものであるため、領域による扱いの差というものはありません。よって研究においても、全身すべてを対象としております。手術法や技術に左右されることなく、古典的ではありますが、人体をありのままに観察することによって見えてくる形態を表現し、示説することが重要だと考えています。それらの観察結果を臨床医が利用しやすい形に表現することで、解剖学的な基盤つまりは共通言語のようなものを作り出すことを目指しています。さらには、それらの形態がどのようにして形成されたのかということを考えることも重要だと考えており、実験発生や発生生物学的手法を用いた解析も行っています。 臨床解剖学分野教授 秋田恵一 |
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1954年11月 | 解剖学第二講座として独立 大内弘教授が就任(1955年8月 岡山大学へ転任) |
1955年12月 | 新島迪夫教授が歯学部から移籍(1972年11月 御逝去) |
1974年 1月 | 佐藤達夫教授が東北大学から着任(2003年3月 定年退官) |
1999年 4月 | 大学院大学化に伴い機能解剖学分野へ名称変更 |
2003年 4月 | 臨床解剖学分野へ名称変更 |
2010年10月 | 秋田恵一教授が同分野准教授から昇任 |
1981年 3月 | 北海道立札幌南高等学校卒業 |
1987年 3月 | 札幌医科大学医学部医学科卒業 |
1987年 4月 | 東京医科歯科大学大学院博士課程入学(医学部解剖学第2講座) |
1991年 3月 | 東京医科歯科大学大学院修了 |
1991年 4月 | 東京医科歯科大学医学部解剖学第2講座 助手 |
1996年 4月 | 東京医科歯科大学医学部解剖学第2講座 講師 |
1999年 1月 | 東京医科歯科大学医学部解剖学第2講座 助教授 |
1999年 4月 | 東京医科歯科大学大学院機能解剖学分野 助教授 (大学院化に伴う変更) |
2003年 4月 | 東京医科歯科大学大学院臨床解剖学分野 准教授 (分野名称変更) |
2010年10月 | 東京医科歯科大学大学院臨床解剖学分野 教授 |
2024年10月 | 東京科学大学大学院臨床解剖学分野 教授 (大学統合に伴う変更) |
1993年10月〜1995年9月 | 連合王国 University College London 医学部解剖学・発生生物学講座 |
2000年10月〜12月 | 連合王国 King' College London 歯学部・発生生物学講座 |
2001年10月〜12月 | 大韓民国 延世大学校歯科大学 解剖学教室 招待研究員 |
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