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血管内治療科外来担当表はこちら

科長のご紹介

外科治療、内科治療では治療困難な脳、頭頸部の
血管の病気をカテーテルを用いて治療します

科長 壽美田 一貴 -Kazutaka Sumita-
専門医 日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医
日本脳神経血管内治療学会認定 脳血管内治療専門医・指導医
日本脳卒中学会認定 脳卒中専門医
日本神経内視鏡学会認定 技術認定医
日本小児神経外科学会認定医
専門外来 脳動脈瘤
硬膜動静脈瘻、脳動静脈奇形
頭部、頸部虚血性疾患
脳腫瘍
電話番号 03-5803-5676
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/med/evs/index.html

血管内治療科は脳卒中をはじめ頭頸部の血管性病変に対して開頭手術を行わずにカテーテルを用いて治療する診療科です。低侵襲な治療により、患者さんの負担が少なく、早期退院できるのも特徴です。研究ではより安全な治療を行うためのシミュレーション、トレーニングシステムの開発を行っています。多くの脳卒中患者を救うために新しい技術、医療機器を取り入れています。

診療科の概要

脳神経外科、神経内科と連携して治療困難な脳、頭頸部、脊髄の血管の病気をカテーテルを用いて治療します。その他、頭頸部外科、整形外科で行う腫瘍摘出術をより安全に行うために腫瘍を栄養する血管の塞栓術も行っています。
脳神経外科、神経内科、救命救急センター、血管内治療科の4科合同で連携した脳卒中センターでは超急性期脳梗塞治療を行っています。

取り扱うおもな疾患

脳動脈瘤、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、脊椎・脊髄血管奇形、脳動脈狭窄症、脳梗塞、脳腫瘍、頭頸部腫瘍、脊椎腫瘍

高度な先進医療

脳卒中センターでは超急性期の脳梗塞患者の血栓回収療法を行っています。
脳血管内手術として、脳動脈瘤コイル塞栓術、Flow diverterステント留置術(PIPELINE 留置)、脳動静脈奇形塞栓術、頸動脈ステント留置術、脳血管形成術、硬膜動静脈瘻塞栓術、脳腫瘍塞栓術などあらゆる脳頭頸部・脊髄疾患の血管内治療を実施しています。とくに巨大動脈瘤や硬膜動静脈瘻などの療が難しい疾患についても数多くの経験があり高度な医療を 提供しています。

診療科における研究テーマ

  1. 臨床研究:超急性期脳卒中の治療、硬膜動静脈瘻の疫学的研究

  2. 基礎研究:脳動脈瘤のコンピューター血流解析、3Dプリンターを用いた脳動脈瘤、脳動静脈奇形モデル作成、血管内治療トレーニングシステム開発、脳血管内治療デバイスの新規開発