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科長のご紹介

病気の進行度に合わせて、
適切な治療を選択します

科長 徳永 正則 -Masanori Tokunaga-
専門医 日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
日本消化器病学会 専門医
専門分野 胃がんの手術治療
胃がんに対する腹腔鏡手術
ロボット手術
研究領域 進行胃がんに対する周術期化学療法の治療開発
電話番号 03-5803-5254
専用ホームページ https://www.tmdsurgery.com/

低侵襲手術から拡大手術、集学的治療まで、病気の進行度に合わせて、常に患者さんにとって適切な治療を行うことを目標としております。手術適応とはならない早期胃癌や切除不能胃癌、併存疾患のある患者さんに対しても、他科と連携を取り治療を行います。胃癌に対するロボット手術は2018年4月に保険収載されました。当院ではDavinciXiシステムを導入しており、質が高く、安全なロボット手術を腹腔鏡手術と同じ費用(患者負担)で行うことができます。

診療科の概要

胃外科は、胃の病気全てと、胃切除後の胆石症や鼠径ヘルニアなど、一般外科疾患の診断と治療を行う診療科です。特に胃癌の腹腔鏡下手術では、日本有数の症例数と治療成績を有しています。

取り扱うおもな疾患

胃癌、胃GIST に対する外科治療

おもな診断・治療法

胃癌に対する胃切除術(開腹、腹腔鏡下、ロボット支援下)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、化学療法(抗がん剤治療)。胃GIST に対する手術(LECS(腹腔鏡・内視鏡合同手術)含む)、化学療法(抗がん剤治療)。

高度な先進医療

低侵襲手術(腹腔鏡、およびロボット)を積極的に行っております。Davinci Xi システムを用いたロボット手術(保険適応)を腹腔鏡手術と同じ費用(患者負担)で受けることができます。また、進行胃癌に対する手術や、胃全摘術、噴門側胃切除術など、難易度の高い手術に対しても、積極的に低侵襲手術を行っています。

診療科における研究テーマ

胃癌の新低侵襲治療法(内視鏡的、腹腔鏡的)、胃癌における標準治療の開発、胃癌手術における解剖学の研究、関連機器の開発、胃癌の予後因子や化学療法の標的因子の分子生物学的な同定

その他

当科はJCOG(日本臨床試験研究グループ)試験を始め、多くの臨床試験に参加、主導しております。
臨床試験に参加していただくことで、保険適応外である先進医療を受けていただくことも可能です。また、当科は複数の診療科、多職種と積極的に連携を図っており、様々な併存症を伴う患者さんにも対応可能です。

食道外科・胃外科の行っている、胃がん、食道がんなどに対するロボット支援下(ダビンチ)手術についての説明動画