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不整脈センター

センター長のご紹介

不整脈の患者さん一人一人に対して治療効果が高く、
安全で最新の不整脈診療を親身になって実施します

センター長 平尾 見三 -Kenzo Hirao-
専門医 日本不整脈心電学会認定 不整脈専門医
日本循環器学会認定 循環器専門医
専門分野 不整脈、循環器一般
研究領域 不整脈病態生理解明と、それに基づく治療戦略の研究
電話番号 03-5803-5670
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/hrc/index.html

本センターは専門医師が高度先進技術を駆使することによって不整脈を治癒させて、不整脈による症状の緩和、 生命予後の改善、心不全の改善、生活の質の改善をもたらすことを目的として平成23年に新設されました。スタッフ一同、不整脈の患者さん一人一人に対して治療効果が高く、安全で、最新の不整脈診療を親身になって実施する所存です。

センターの概要

本センターは、不整脈で苦しむ方のなかで薬が効かない、効果が不十分、生命の危機がある場合に、<カテーテル治療>や<植込み型デバイス治療>などの治療をより専門的、より効率的に行うためのものです。そのために、附属病院の循環器内科を中心に、小児科、心臓血管外科の3つの診療科の不整脈診療の専門家がセンターのスタッフとして協力して診療にあたります。

おもな診断・治療法

<カテーテル焼灼術>
脈が異常に速くなる頻脈に対して、心臓の特定の部分にカテーテルを介して熱を加えることにより頻脈を根治する治療法です。当センターでは、放射線被ばくを減少させるための特殊なシステムを用いることにより、より低侵襲なカテーテル焼灼術を施行することも可能です。また。冷凍バルーンを用いた心房細動治療を行うことも可能です。

<植込み型デバイス治療>
脈が異常に遅くなった場合には、心臓を電気刺激して脈拍を正常化するペースメーカーを皮膚の下に植込みます。この他に2種類の植込み型デバイスがあり、それぞれ突然死(=心室細動が原因)、心不全の治療に威力を発揮します。

高度な先進技術

常勤する不整脈専門医により、脈が速くなる頻脈性不整脈に対しては薬物治療や、カテーテル焼灼術、植込み型除細動器を用いて全ての状況に対応できます。難治性の不整脈に対する心外膜アプローチを用いたカテーテル焼灼術、レーザーシステムによる感染したデバイスの除去などの先進技術も駆使しています。また臨床遺伝専門医と協同して先天性QT延長症候群など遺伝性不整脈疾患患者さんの診断・診療が可能です。

取り扱うおもな疾患

カテーテル焼灼術の適応となるのは心房細動、上室性頻拍、WPW症候群、心房粗動、心室頻拍(心室期外収縮を含む)などです。植込み型除細動器は突然死を来す種々の原因から発生する心室細動、ブルガダ症候群、QT延長症候群などが対象です。

センターにおける研究テーマ

脳梗塞を引き起こす心房細動をできるだけ早期に発見、あるいは予見する「心房細動ドック」を見据えた遺伝的アプローチ(mRNAなど)、電気現象アプローチ(心磁図など)について取り組んでおります。

その他

8名の専門医を中心に、薬物治療から侵襲的な治療まで患者さん毎に最適な治療を提供できます。これまで23年間、3000例の経験に基づいたカテーテル焼灼術は、心外膜アプローチという最新治療まで可能です。まだ日本では数施設しか実施できていない感染したデバイスの患者さんを、低侵襲で安全に治療できる専門医が常勤しています。