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阻害剤実験スタートアップセミナー


 生命現象にどのような因子や酵素が関与しているか知るために、シグナル伝達経路やエピジェネティクスを標的にした特異性の高い「低分子阻害」が使われています。また、がんの治療においては「免疫チェックポイント阻」と呼ばれる一連の新薬が登場し、世界中で注目されています。
 本セミナーでは、世界中で阻害販売に実績があり、権威ある科学雑誌の論文中に数多く利用されているセレックバイオテック社より講師をお迎えし、阻害の活用方法と成果が得られるスクリーニング実験方法について講義をして頂きます。臨床・基礎研究で阻害をご使用の先生方、低分子化合物のスクリーニングに興味のある研究者の皆様のご参加をお待ちしております。


日 時:  2020年2月5日(水) 17:00~18:30

概 要:
【第一部】阻害の基礎~研究に最適な阻害とは?
- 阻害の分類
- 阻害使用のメリットとは? ~ siRNAとの比較 ~
- 阻害使用に際する注意点 ~ 保存・ハンドリング ~
- 失敗例からわかる、阻害選びで注意すべきポイント ~選択性、使用細胞株~

【第二部】スクリーニング実験で成果を得るには?
- 一般的なスクリーニング研究の流れ
- スクリーニングに際するアッセイ法紹介
- 適切なヒット化合物を得るための注意点 ~データQC~
- 化合物ライブラリーを使用して得られる成果の具体例

場 所:  8号館南2階 大セミナー室(定員40名)

費 用:  無料

申込〆切:2020年1月29日(水)

 セミナー参加をご希望される方は、御所属、お名前を明記の上、下記までお申し込みください。

 リサーチコアセンター 船戸紀子 E-mail: nfunato.gene(at)cmn.tmd.ac.jp