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心筋イオンチャネル機能制御機構と不整脈の研究FINDING / PRESS

黒川洵子准教授が平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました。
 

平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞
心筋イオンチャネル機能制御機構と不整脈の研究

 

生体情報薬理学分野 准教授 黒川 洵子

 
平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰にて、日本薬学会のご推薦により若手科学者賞を受賞いたしました。受賞対象は、不整脈に関わる心筋イオンチャネル機能の制御機構の研究です。交感神経系による心機能調節の研究では、新しい家族性不整脈の原因遺伝子となるアダプター蛋白が心筋イオンチャネル分子複合体の一員であることを発見し、交感神経刺激時に心筋活動電位が短縮する分子機構を解明しました。また、心電図や催不整脈性の性差に関与して、新規の分子機構を提唱しており、現在も新たな展開を目指しております。 最後になりましたが、これまでの研究生活を支えてくださった皆様に深い感謝の意を表したいと思います。