ご挨拶

東京科学大学病院
病院長
宮﨑 泰成

医歯学と理工学の融合を一層推進し、革新的な医療の開発と実践の場となるよう努めます

 2026年4月より東京科学大学病院 病院長を拝命いたしました宮崎泰成です。
 2020年からの新型コロナウイルス感染症の流行を経験し、多くの方々があらためて「健康の大切さ」を実感されたことと思います。当院においても、コロナ診療を通じて、患者さんはもとより、共に働く医療者や職員を病気から守ることの重要性をあらためて学びました。
 当院には、優秀で高度な専門性を有する医師をはじめ、多職種の医療スタッフが在籍しており、チーム一体となって診療にあたっています。今後も患者さん中心の、安全で質の高い全人的医療を実践してまいります。また、地域の医療機関や医師会、一般開業医の先生方との連携を一層強化し、安心して患者さんをご紹介いただける病院であり続けたいと考えております。
 さらに、2024年10月には、東京医科歯科大学と東京工業大学の統合により東京科学大学が発足し、2026年2月に国際卓越研究大学に認可されております。病院としても、医歯学と理工学の融合を一層推進し、革新的な医療の開発と実践の場となるよう努め、科学的根拠に基づく最先端の医療を皆さまに提供してまいります。
 今後とも変わらぬご支援とご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

東京科学大学病院
首席副病院長
新田 浩

医科歯科理工連携のトータル・ヘルスケアで皆様の健康に貢献します

2024年10月1日、東京医科歯科大学と東京工業大学が統合し、「東京科学大学」が誕生しました。それに伴い、東京医科歯科大学病院は「東京科学大学病院」として新たなスタートを切りました。

本院の歯系診療部門は、1928年の東京医科歯科大学創立以来、独立した歯学部附属病院としての歴史を歩んできましたが、2021年10月に医学部附属病院と統合し、「東京医科歯科大学病院 歯系診療部門」として再編されました。そして、2024年10月からは「東京科学大学病院 歯系診療部門」として、新たな歩みを始めています。

本院は、「世界最高水準のトータル・ヘルスケアを提供し、人々の幸せに貢献する」という理念のもと、患者さん中心の全人的医療の提供、高度先進医療の開発と実践、人間性豊かな医療人の育成を基本方針として掲げています。これからも、患者さんの信頼に応える社会に開かれた病院として、精進してまいります。

私の専門は歯周病であり、歯周病と糖尿病、骨粗鬆症などの医科領域の疾患との関連性について研究を進めております。歯周病の治療や義歯の装着によって口腔機能を回復させ、糖尿病など全身疾患の改善を目指す経験を重ねる中で、医科と歯科が連携する「トータル・ヘルスケア」の重要性を強く実感しています。

歯系診療部門では、患者さんの多様なニーズに応えるため、「むし歯科」、「歯周病科」、「義歯科」、「口腔外科」などの一般診療に加え、「スポーツ歯科外来」、「歯科心身医療科」「顎顔面補綴外来」、「言語治療外来」、「歯科アレルギー外来」、「摂食嚥下リハビリテーション科」、「息さわやか外来」、「歯科ペインクリニック」、「顎関節症外来」など、幅広い専門外来を設置しています。また、それぞれの分野で専門性を有する医師が連携し、患者さん一人ひとりに包括的なアプローチを提供する「先端歯科診療センター」もございます。ぜひご来院ください。

さらに、本院は特定機能病院であるとともに、歯科医師の「医育機関」としても機能しています。豊富な経験と高い技術を持つ指導歯科医の下、学生の臨床実習や歯科医師の臨床研修が安全かつ確実に行われています。患者さんのご理解とご協力に心より感謝申し上げます。

東京科学大学のミッションは、「『科学の進歩』と『人々の幸せ』とを探求し、社会ととも に新たな価値を創造する」です。大学病院として、医学、歯学、そして理工学の領域を融合させ、現代の医療のさらなる向上と、これまでにない新しい医療の開発を通じて、人々の健康と幸せに貢献する「トータル・ヘルスケア」を提供してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。