•  我が国は世界有数の医療の水準にありますが、医療システムにかかわる学術的な知識や技術は、
  • 必ずしも国際的に共有されているわけではありません。そこで、大学教育の国際化推進プログラムの
  • 一環として、医療グローバル化時代の人材育成とその確保、また、生涯にわたる専門教育の機会につ
  • いて、平成17年度より、東京医科歯科大学の医学教育および研究の国際連携実績をふまえ、学生と
  • 教員の派遣および諸外国の若手リーダーの受け入れを推進し、国境を越えて医学・医療教育を提供
  • するための教材の開発と、国際教育連携のアライアンス構築を目指してまいりました。
  •  国連の専門機関であり医学領域の国際的な教育に重要な役割を果たしている世界保健機関(WHO)
  • との連携を高等教育に組み込むことも、モデルプログラムの特色のひとつでありました。また、時代と
  • 教育環境にそった適切な教材の開発を行い、WHOならびに医学教育の拠点となる大学等との有機的
  • 連携(アライアンス)の構築につとめてまいりました。
  •  この枠組において、教員の海外の大学等への派遣による現地教育指導、養成すべき人材の国際機
  • 関への派遣、海外からの将来リーダーとなるべき人材のパブリックヘルスリーダーコースへの受入れ
  • 、医療システム国際連携教育モジュール教材開発、および、海外のさまざまな教育機関ならびに各国
  • 政府との教育に関するネットワークの構築を行いました。
  • 取組責任者:大学院医歯学総合研究科
  • 環境社会医歯学系専攻 高野 健人 教授