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  1. 生殖生理・内分泌・代謝に関する研究

    生殖機能を卵胞の発育、雌雄の配偶子、受精・着床から妊娠、分娩・産褥に至るまでの生理および病態について、産婦人科診療における臨床研究を行うとともに、ヒトおよび実験動物の生殖臓器から得た細胞の培養系を用いて、生化学的・機能形態学的な解明を行っています。特に、局所ホルモンとしての各種成長因子、サイトカイン、血管内皮由来物質の女性生殖機能に対する調節機構について検討を行っています。

  2. 加齢に伴う身体機能の変化に関する研究

    更年期の婦人科臨床で問題となる更年期障害や骨粗鬆症などの病態の解明と治療法の確立をめざした基礎・臨床の研究を多面的に行っています。

  3. 婦人科悪性腫瘍の病理形態学的研究

    子宮癌、子宮肉腫、卵巣癌、絨毛癌などの新しい診断、治療法の開発を目的に、腫瘍細胞の増殖、転移に伴う機能・形態的変化を生化学と病理形態学的に追求しています。

  4. 周産期医学に関する研究

    子宮内胎児の発育、胎児治療に関する実験および臨床的研究と、子宮内の胎児環境を形成する胎児、胎盤、羊水系の内分泌学的検討を行っています。

特徴とする研究方法

  1. 卵巣顆粒膜細胞、子宮内膜・脱落膜・絨毛細胞、婦人科腫瘍細胞、骨芽細胞、破骨細胞などを用いた細胞培養実験。

  2. 細胞内カルシウム濃度の測定(Fura-2AM法)。

  3. 細胞内イノシトール3燐酸産生量の測定(ベリッジ法)。

  4. 細胞内DNA合成能を測定(サイアミン取り込み実験)。

  5. 血清、尿、卵胞液、羊水中の種々のホルモン測定(RIA法、EIA法)。

  6. 種々のホルモンの膜受容体結合能の測定。

  7. 電子顕微鏡による細胞の超微形態学的な分析。

  8. 細胞内カルシウムやpHの変動の解析(共焦点レーザー顕微鏡)。

  9. ノーザン・プロット法やPCR法による分子生物学的検討。