生体医歯工学共同研究拠点

静岡大学で光を応用した計測技術に関する若手道場プログラムを開催

 拠点活動の一環として、生体医歯工学融合領域における若手研究者の育成を目的とした若手道場プログラム「テラヘルツ分光スペクトル計測実習」を静岡大学電子工学研究所にて開催しました。佐々木哲朗教授が中心となって、12月5日(月)から9日(金)までの5日間、十分な新型コロナウイルス感染対策を行いながら、対面形式にて実習を行いました。
 本プログラムには、東京工業大学、広島大学から3名の大学院生が参加し、光を応用した計測技術についての講義と実習を受講しました。講義では、テラヘルツ波の性質とテラヘルツ分光測定法の特徴、テラヘルツ波発生の原理などについての理解を深め、実習では実践的技術の習得を目指して、参加者が自ら試料を作製し、測定を行いました。最終日には、参加者自身の研究テーマに関係した試料の測定、分析を行い、より実践に近い貴重な体験になったと思われます。

分光スペクトル計測実習