センター長ご挨拶

このたびは歯科器材・薬品開発センターのホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
本センターは、2004年4月に設置された組織で、大学の研究成果から得られたシーズや、企業により開発されている製品がより早く実用化され広く社会で使用されることを願い、あらゆる支援を行っています。
支援内容は、臨床試験や治験に限らず実用化までの各段階について多岐にわたっており、薬事申請の心構えや法令の解釈、歯科医療現場での使用実態に合わせた臨床試験計画立案に至るまで、経験を積んだスタッフが一丸となって、広い視野でアドバイスを行っております。
また、近年、生活習慣病とお口の健康との関わりが注目されており、医科歯科共同研究も増えていることから、医学部附属病院の医療イノベーション推進センター、臨床試験管理センターと連携を図り、臨床試験が円滑に行われ、得られた成果を医療、歯科医療に有効に活かせるよう努めています。
研究成果は得られたものの実用化するには何から始めたら良いかわからない、治験はどのように進めたらよいのか・・・など、どんな些細な内容でもけっこうです。よろず相談窓口として、お気軽にご相談ください。
ご相談内容によっては、(独)医薬品医療機器総合機構、都道府県薬務課など、関連行政機関のご案内もしております。
歯科器材・薬品開発センターをご活用いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
歯科器材・薬品開発センター長
教授 田上 順次