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東京医科歯科大学 難治疾患研究所 幹細胞支援室は幹細胞研究を支援する実験室です。

TEL. 03-5803-4777

〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45 M&Dタワー 24F

MoFlo利用 (受託サービス) Cell Sorting Service

   

お知らせ

 
 受託サービスの時間を変更いたします。機械のセットアップに時間が必要ですので、
 ソーティングの時間は、平日11:00〜16:30(休翌日は13:30〜)とさせていただきます。
 

1.高速セルソーターMoFloXDPによる、受託サービス
   オペレーターによる受託サービスを行っております。(平日11:00〜16:30, 休翌日は11:30〜)
   登録後、支援員と打ち合わせの上ご利用となります。下記をよく読んでください。
   

2.利用登録をしてからご利用ください
   東京医科歯科大学所属の方、あるいは外部の方の、ご利用も可能です。
   実際のご利用前に、登録が必要です。下記をよく読んでからお申し込みください。
   これまで登録されていた方は再提出の必要はありません。
   (所属や身分に変更のあった方はご連絡ください。)
   様々な利用時間帯でのいろいろなご身分の方々のご利用が予想されます。予めご了承ください。

3.利用料金の設定
   詳細は「料金表」をご覧ください。



受託での利用

   

「受託用利用登録申請書 A1」の提出
   
     受託による機器利用の方は、記入後提出して下さい。

T.サンプルの初回のソーティング受託

  
 @ なるべく早く(1週間前まで)にメールにてお知らせください。
   分取方法、実施時期など、依頼者と支援員間で事前の打ち合わせを(メールにて)行います。
   同じサンプルをフローサイトメーターで解析したデータがあれば事前にお送りいただくと助かります。
   日程調整後、こちらにて機器の予約を行います。
   使用可能な蛍光色素は「設置機器一覧」を参考にしてください。
   掲載していない蛍光色素に関しては事前にお問い合わせいただくか、打ち合わせ時に検討いたします。
   機器の予約状況は「機器予約」のページ記載のやり方で各機器の予約カレンダーをご覧ください。

 A 日程決定後、速やかに、「MoFlo利用申請書B」を作成し、メールにて送付願います。
   学生の方は当日連絡の付く指導教員の連絡先も必ず記入してください。
   利用申請書の受け取りの確認のため、依頼者(依頼者が学生の場合は指導教官にも)へ
   受託依頼内容のメールを送ります。 

 B 当日は、細胞の調整や抗体などによる標識等は依頼者に行っていただきます。
   細胞を標識した後、適当な緩衝液にて細胞浮遊液を作り(おおよそ5x106-1x107cells/ml)お持ちください。
   Negative control 細胞や、複数の蛍光色素で標識された細胞をソーティングする場合は、
   それぞれの色素で単染色した細胞(compensation用)が必要な場合があります。
   Negativeおよびcompensation用の細胞は、105-106/mlが0.5ml程度必要です。
   すべてのサンプルは、持参する直前にpore size 40 micro程度のナイロンメッシュを用いてろ過してください。
   また、培地を入れた細胞回収用のチューブやプレートをお持ちください。
   培地やチューブの予備があると安心です。

 C 細胞濃度および総細胞数を支援員にお知らせいただき、
   始めに、測定条件および分取条件を依頼者と支援員と共同で行います。
   条件が決まった後に細胞分取は支援員が行います。

 D ソーティング終了時にこちらからご連絡いたします。
   お渡しするものは、分取した細胞と、必要に応じて、測定データと印刷した解析結果です。
   データが必要な場合は、直前にウィルスチェックをしたUSBメモリをお持ちください。
   ウィルスチェックは当支援室でも可能です。
   このデータはFCSファイルですので、FlowJo、Kaluza(当支援室にてご利用可)等で解析可能です。



U.同じプロトコールでの2回目以降のソーティング受託

 @ 同条件で行った最後のソーティング日とご希望の実験日時をメールで支援員までお知らせください。
   相談後、こちらで機器の予約を行います。

 A 実験日が決まったら、速やかに「MoFlo利用申請書 B」をメールで支援員まで提出して下さい。
   学生の方は、当日連絡のつく指導教員の連絡先を必ず記入してください。
   利用申請書の受け取りの確認のため、依頼者(依頼者が学生の場合は、指導教員にも)へ
   受託依頼内容のメールを送ります。
 
   ここからは、TのBからDと同様。



【MoFlo利用前に提出していただく書類】
   ・MoFlo利用申請書 B
   ・sorting予定sampleのFACS profile(なるべく)


【sorting時に用意していただくもの】
   ・ろ過済みのsample         5x106-1x107cells/ml
     Phenol red は蛍光のbackgroundをあげるので入れないでください。     
     接着しやすい細胞、互いにくっつきやすい細胞は、効率も悪く、
     流路を詰まらせる場合がありますので、EDTAを添加してください。
     場合によっては現場でもう一度ろ過が必要な場合があります。
   ・negative control         105-106cells/mLが0.5-1mL
   ・compensation用 sample      105-106cells/mLが0.5-1mL
   ・回収用の試験管やプレート
     試験管は、5mL FACS tube か、50mL conical tube あるいは、1.5mL tube に限ります。
     15mL conical tubeは使えませんのでご注意ください。
     回収細胞数105個で100ノズルで約0.3mLとなりますが、
     あふれない程度の培地を入れてお持ちください。
     tubeの約1/2量。96well plateでしたら200μL。


【効率良く綺麗にソーティングするポイント】
    サンプル中に死細胞や、細胞のカスなどのゴミが少ないこと、
    なるべくソートしたい細胞の割合を大きくすることです。
    機械の不調でご迷惑をおかけすることもありますが、ご協力をお願いいたします。


【受託時の課金に際して】
    「利用時間」とは、サンプルを流し始めてから、ソーティングを終了するまでとします。
    ソーティング中にノズルのつまりなどトラブル対処の時間が発生した場合は、
    その対処時間は利用時間から除きます。
    最後に支援員と一緒に利用時間を確認していただきます。
     


研究者本人によるソーティング

   ご本人によるMoFLoXDPの運転はできません。
    



ダウンロード

   

     MoFlo利用に際しての手引 

     A1 MoFlo 利用登録申請書(受託用)

     B MoFlo利用申請書


バナースペース

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