研修について
臨床検査専門医 専門研修プログラム(新専門医制度)
検査部で研修を希望される研修医の方へ
東京科学大学病院 医員(研修医)のてびき
検査部研修の概略
検査部では、血液や骨髄液の塗抹標本の作成と鏡検、尿沈渣の標本の作成と鏡検、タンパク分画や免疫電気泳動検査の解釈、遺伝子検査の見学、グラム染色による起炎菌の推定、心電図の解釈、超音波検査などの研修を行ないます。
- 診療科の特徴
病院の中央診療部門の一つとして、診療支援活動を行なっています。具体的には検体検査(血液学的検査、生化学検査、免疫検査、尿・便検査、細菌検査、遺伝子検査)、生理機能検査(心電図、呼吸機能、超音波、脳波、筋電図など)、外来患者の採血、検査の精度・情報管理などを行なっています。 - 初期臨床研修プログラム
2年間の初期研修期間のうち、選択科として2ヶ月間、検査部で研修を受けることが可能です。検体検査(輸血部研修を含む)、細菌検査、生理機能検査をローテートしますが、各自の希望に応じて内容や期間を調整します。 - 後期臨床研修プログラム
新専門医制度による臨床検査専門医を当院検査部で取得したい方は、上記の「専門研修プログラム」を参照してください。すでに他の領域で経験を積んだ後で、あるいは、2つ目の専門医資格として検査専門医の取得を考えている方は、カリキュラム制による専門医取得が可能です。 - 研修内容及び到達目標
血液や骨髄の塗抹標本の解釈ができる。免疫電気泳動検査の解釈ができる。グラム染色を施行し起炎菌の推定ができる。尿沈渣所見の解釈ができる。超音波検査を施行し結果を解釈できる。検査結果全般に対する正しい解釈ができ、臨床医に対する報告書を作成し、臨床医からのコンサルテーションに対応することができる、など - 研修医に対する要望
初期研修の選択科として検査部を回る研修医は、研修開始の前の週の水曜日までに、下記の研修担当者にメールで連絡をしてください。集合場所などを指示します。 - 連絡先
研修担当者:東田 修二
メールアドレス:tohda.mlab@tmd.ac.jp
