診療の特長
当科は、大学病院として、高度な産科婦人科医療を担っています。産科では正常分娩だけでなく、多くのハイリスク症例を取り扱い、婦人科手術も多数の悪性疾患手術、腹腔鏡手術を実施しています。このように、ほかの病院では管理の難しい疾患が多く、他科と緊密な連携を結び、患者さま一人ひとりの病気の管理、治療を行っています。
「大学病院にきたら助かった、本当に良かった」と言っていただけるよう、職員が協力し合い、難しい高度治療に取り組んでいます。大学病院というと異常分娩しか扱わないイメージを持たれがちですが、正常分娩にも多く対応しています。
また不妊症患者の方には、カウンセリング、スクリーニング検査を通じて、どのような治療が必要かをよく相談して治療方針を決定します。卵管閉塞、子宮筋腫、子宮内膜症などに関しては、手術的な治療にも積極的に取り組んでおり、高度生殖補助技術(体外受精、顕微授精、凍結胚移植など)と組み合わせ、できるだけ自然に近い形でのご妊娠を助けられるように努力しています。