患者様へ出産案内

「安心・安全な出産を目指して、医師・助産師・スタッフが全力でサポートします。」

当院は大学病院および地域周産期母子医療センターとしての特色を生かし、リスクの低い妊婦さんから合併症をお持ちのハイリスク妊娠の方まで、ひとりひとりに合わせたオーダーメイドの分娩管理を心がけています。

分娩室や陣痛室のほかに個室分娩室（LDR室：Labor；陣痛、Delivery；分娩、Recovery；回復）を2つご用意しております。トイレやシャワー、ソファやテレビを完備しており、陣痛から産後の数時間、ゆっくりお過ごしいただけます（混雑状況によっては、個室分娩室にご案内できない場合もございます）。

合併症や基礎疾患がある方の場合、産婦人科を中心に、新生児科、麻酔科、遺伝子診療科、内科、外科、精神科などの各診療科と密に連携し、よりよい分娩方法（帝王切開や無痛分娩など）を患者さんごとに考えて選択します。

※当院で対応可能な主な疾患：脳血管疾患（もやもや病、脳動脈瘤など）、心血管疾患（高安病、冠動脈瘤など）、自己免疫疾患（SLE、関節リウマチなど）、炎症性腸疾患（クローン病や潰瘍性大腸炎など）、神経疾患、血液疾患、呼吸器疾患、糖尿病、甲状腺疾患（バセドウ病、橋本病など）、精神疾患、など

出産は妊婦さんと赤ちゃんにとって命がけのイベントで、ときに予期せぬ緊急事態が起こることがあります。当院は緊急時の手術が24時間体制で可能であり、NICU（新生児集中治療室）も併設しているため、万が一の場合もスムーズに対応することができます。

東京都の無痛分娩費用助成について

東京都の無痛分娩費用の助成が2025年10月1日からはじまりました。当院は助成対象医療機関となっております。詳細はこちらをご覧ください。

マザークラスについて

当院でご出産される初産婦様を対象に、ご希望される方にはマザークラスを行っています。毎月第三水曜日に開催しており、分娩予定日により定員制となります。詳しくは外来助産師へお問い合わせください。

立ち会い分娩について

「立ち会い分娩同意書」を妊娠35週までに提出し、分娩時に発熱や体調不良がなければ立ち会い分娩は可能です。原則、夫か同居のパートナーの方1名のみです。

出産育児一時金直接支払制度について

直接支払制度とは、妊産婦様がご加入されている医療保険者に、当院が妊産婦様に代わって出産育児一時金を請求いたします。
出産のための入院時に病棟の受付にご提出ください。

• 出産育児一時金直接支払制度合意文書の書き方例

• 出産育児一時金直接支払制度合意文書（入院時には2枚必要）

入院のタイミング

妊娠35週～37週の後期助産師面談にて詳細をお伝え致します。

• 入院のタイミングについて

入院時の持ち物

こちらを参照ください。ご不明点は外来助産師までお声掛け下さい。

入院後のスケジュール

当院は、分娩(手術)当日を0日目として、経腟分娩の場合は産後5日目、帝王切開術の場合は術後7日目の退院となります。
入院中のスケジュールは以下をご参照ください。お母さんが安心して赤ちゃんのお世話ができるようにサポートさせていただきます。

• 経腟分娩用

• 帝王切開術用