生体医歯工学共同研究拠点

東京工業大学で超音波計測に関する若手道場プログラムを開催

 拠点活動の一環として,生体医歯工学融合領域における若手研究者の育成を目的とした若手道場プログラム「超音波計測の原理・装置理解と実践」を東京工業大学未来産業技術研究所にて開催しました。中村健太郎教授が中心となって,3月23日(木)から24日(金)までの2日間,十分な新型コロナウイルス感染対策を行いながら,Zoomでの講義および対面による実習を行いました。
 1日目はZoomで開催し,名古屋大学,東京農工大学,信州大学,東京工業大学から大学院生4名,学部学生1名,研究員1名の計6名が参加,2日目の対面実習には5名が参加し,超音波計測に関する実習を受講しました。Zoomでの講義では,これから超音波を使ってみたい方のために,超音波の基礎,超音波とトランスデューサ,各種超音波計測,パワー応用のための超音波振動子についての理解を深め,実習では超音波による距離計測,超音波画像の実験,パワー用音波振動子の評価,パワー超音波による現象の体験などを行いました。より実践に近い貴重な体験になったと思われます。
 今後も生体医歯工学分野を開拓していく若い世代の育成に取り組んでまいります。

超音波計測実習