生体医歯工学共同研究拠点

令和3年度成果報告会を開催

本拠点では研究者コミュニティの活性化策として共同研究の成果報告会を開催しています。本年度は令和4年3月4日に東京工業大学を幹事校としてWEB開催しました。参加登録者は309名で,6件の口頭発表,ポスター発表は148件でした。アクティビティとしましては,図に示すように,参加者数は過去最高となりました。

当日は幹事校の東京工業大学未来産業技術研究所の大竹所長による開会挨拶の後,東京工業大学の益学長,中核機関である東京医科歯科大学の田中学長の挨拶,そして文部科学省研究基盤整備課の山本課長補佐から研究関連の政府施策,特に附置研究所を取り巻く状況などのお話を頂きました。その後,本拠点の第一期の総括と第二期の計画を東京医科歯科大学生体材料工学研究所,影近所長からお話しいただき,さらに 第一期の代表的な成果として4研究所からそれぞれ口頭講演で具体的な成果を報告いただきました。そして今回は特別招待講演として東京医科歯科大学の位高教授から「mRNA創薬の過去・現在・未来」,東北大学の佐々木教授から「医療機器開発:シーズのインキュベーションから社会実装への道」と題し,ご講演頂きました。この特別招待講演は東京医科歯科大学の大学院セミナーを兼ね,大学院生も参加しての講演会としました。ポスターセッションはオンデマンド形式で3日間にわたり講演動画を視聴し,質問を入力できるシステムとしました。なお,当日の午前中は第12回IEDA連携シンポジウム ~若手研究者の共同研究マッチング~ が併設され,若手から8件の口頭発表がありました。

成果報告会のフライヤー
成果報告会のフライヤー
成果報告会の参加者数と発表者数の年次推移(2019年度はコロナで中止)
成果報告会の参加者数と発表者数の年次推移(2019年度はコロナで中止)