生体医歯工学共同研究拠点

物質・デバイス領域共同研究拠点で発表

 2019年7月1日(月),2日(水)の両日,緩やかな連携先である物質・デバイス領域共同研究拠点が千里ライフサイエンスセンター(大阪)で第9回物質・デバイス領域共同研究拠点活動報告会と平成30年度ダイナミック・アライアンス成果報告会を開催しました。生体医歯工学共同研究拠点は物質・デバイス領域共同研究拠点,及び放射線災害・医科学研究拠点と3拠点間での緩やかな連携に関する協定を2018年3月22日に締結し,相互交流を開始しています。
 本報告会では,北海道大学電子科学研究所,東北大学多元物質科学研究所,東京工業大学生命科学研究所,大阪大学産業科学研究所,九州大学先導物質化学研究所の五つの附置研究所を軸に材料関連の拠点研究者が一堂に会し,最新の研究成果を報告するとともに新たな共同研究の機会を提供する場となっています。今回は12件の口頭発表と97件のポスター発表が活発に行われました。
 生体医歯工学共同研究拠点からは,長崎大学中野正基教授が生体適合性の高い厚膜磁石のMEMS応用,東京医科歯科大学の宮内特任教授が生体医歯工学共同研究拠点の概要紹介をポスター発表しました。また,放射線災害・医科学研究拠点からは広島大学原爆放射線医科学研究所の田代聡所長の特別講演の他,2件のポスターが展示されました。引き続き,三拠点間での連携をさらに進めていきます。

第9回物質・デバイス領域共同研究拠点活動報告会・平成30年度ダイナミック・アライアンス成果報告会