医工連携に関する第三回WEBセミナーを開催
生体医歯工学共同研究拠点は成果の実用化と企業との連携を深化させるため,東京都医工連携HUB機構と連携して,WEB形式での医工連携セミナーをシリーズ化しました。セミナー参加者は,東京都内の医療機器の製造販売メーカ約700社です。
今回は広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所の若手を中心とした講師陣が講演しました。当日のWEB参加者は45名(製販企業12名,ものづくり企業10名,臨床機関2名,研究機関8名,その他1名,関係者12名)でした。
東所長のイントロダクションでは,広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所の概要および講演者2名が紹介されました。研究紹介では,小出哲士准教授から「機械学習を用いたリアルタイム大腸がん内視鏡診断システム~ソフトウエアとハードウエアの協調設計によるリアルタイム処理の実現~」,石川智巳特任助教から「映像化アルゴリズム~マイクロ波乳がん検診に向けて~」が講演されました。最後に一般社団法人日本医工ものづくりコモンズの谷下一夫理事長より講評をいただきました。質疑応答はZoomのチャット機能を利用しました。講演中に質問文章を入力できることもあり,従来の講演会形式よりも活発かつ的確な質疑応答になったと思われます。
次回はネットワーク拠点の静岡大学が12月9日に講演予定です。
![]() 講演会のチラシ |
![]() WEB講演会のストリーミング画像 |