教育

卒前教育

 大学医学部附属病院の重要な使命である臨床研修を病院長のもと管理・運営する部門として、「患者中心の視点を有する専門医」「高度先進医療を担える家庭医」の養成を目的に、医学生の診療参加型臨床実習、研修医教育、指導医教育、および生涯教育に関する診療科を横断した教育体制の確立を目標としている。「患者中心の視点を有する専門医」には基盤教育が重要であり、この視点に立ち入学初期からの継続的な卒前臨床教育を教育委員会に企画・提案するばかりでなく、MIC(Medical Introductory Course)の企画運営にも関与している。また、学生・研修医教育に資するため、東京大学国際医学教育センター、本学統合教育機構と共同して模擬患者養成に関わっている(模擬患者つつじの会)。臨床実習においては、低学年の早期臨床体験・高学年の医療面接および系統的診療法の実習・診療所実習を実施している。臨床実習自体の質を向上させるため、指導教員の評価体制の整備をし、かつ運営に参画している。

卒後教育 ▶総合教育研修センターへ

 卒後臨床研修においては、2004年度の卒後臨床研修必修化に対応した研修・指導体制の構築を図り、2005年以来、2012年、2019年を除いてフルマッチであり、わが国で最もcompetitiveな大学附属病院プログラムを運営している。また、臨床研修の全国共用評価方法であるオンライン卒後臨床研修評価システム(EPOC)の開発でも中心的役割を果たしている。 後期研修については、2007年度より当院各診療科の後期研修プログラムを管理している。2018年度から新専門医制度が発足し、大学病院内の内科専門プログラムのとりまとめ役を果たし、またその他の診療科のプログラムでの講習会開催やとりまとめ作業等に貢献している。

大学院教育

 2004年度に開始された修士課程医療管理政策学(MMA)コースにおいても開講当初より科目を担当し、2019年度も「系名:8.人的資源管理と人材開発」の中の「2.人材の開発と活用」および「3.医療におけるリーダーシップ(実践論)」の2 科目を担当している。




臨床医学教育開発学分野

〒113-8519
東京都文京区湯島1-5-45
M&Dタワー 16階

TEL 03-5803-5948
FAX 03-5803-0281