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研究内容/Research subject

個体発生における器官形成過程では、組織・器官を構成する多細胞集団を生み出すもととなる組織・器官特異的幹細胞の発生、多分化能維持、ならびに各細胞系譜への分化機構が重要であり、それらの機構は増殖分化因子群や接着因子群等を介した細胞外来性シグナルと細胞内在性プログラムが深く関わっている。外来のシグナルは細胞表面受容体から核内転写因子に至る経路で伝えられ、転写活性の制御を経て遺伝情報発現プロファイルの変化を導く。また、細胞内在性のプログラムは種々の細胞内あるいは核内シグナル分子の存在形態あるいはクロマチン動態に基づいた遺伝情報発現プロファイルの制御に至る。そのいずれもが幹細胞の分化制御を規定するものと考えられる。

ここ幹細胞制御分野においては細胞外来性シグナルと細胞内在性プログラムに基づいた転写の制御による幹細胞の制御機構に焦点をあてて研究を展開する。主として神経幹細胞、造血幹細胞、及び癌幹細胞を研究対象として、発生・多分化能維持・各細胞系譜への分化の運命付け・細胞系譜の可塑性・ニッチによる幹細胞の維持について制御機構解明を図る。

  1. 神経幹細胞の未分化性維持と分化の運命決定機構
  2. 脳機能構築における中枢神経系各細胞系譜の起源と移動
  3. 胎生期の造血幹細胞の性状とその増殖分化制御
  4. 癌幹細胞の性状とその増殖分化制御
  5. 幹細胞制御を司る遺伝子発現制御シグナル群の相互作用

神経幹細胞の自己複製
(シグナル経路解明を手掛かりに)

胎生期造血組織の変遷
(造血幹細胞とニッチの特性理解)

癌幹細胞の概念