病児保育について

派遣型病児保育メディカルパッケージ・アカデミックパッケージ開発事業

はじめに

女性研究者・医療者のキャリアにとって、育児は大きな課題になります。育児は女性だけの問題ではありませんが、女性がより影響を受けやすいのが現状です。本学は、平成20年度科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成事業」において、緊急時および病児保育支援を行い制度化することがミッションステートメントとして掲げられております。


平成21年度は、NPO法人フローレンスと法人契約を結び、本学と共同で派遣型病児保育メディカルパッケージ、アカデミックパッケージを開発していくことになりました。


研究者や医療者は、一般労働者とは異なるニーズがある可能性があり、また、医療者・医療施設は医療を担う側として病児保育に関わることができる可能性があります。保育サービスには、施設型サービス、派遣型サービスなどいくつかの形態がありますが、それぞれの長所や欠点を探り、実行可能なサービスを展開していく必要があります。今回の病児保育モデル事業は、参加なさる方がモニター役として、新しいサービスを構築していくことに意義があります。

NPO法人フローレンス

2004年4月にNPO法人格を取得した組織で、病児保育を主体に様々なサービスを展開しています。派遣型病児保育に本格的に取り組んだ我が国最初のNPO法人です。


事前にお子さんを登録し、急にお子さんが熱を出した場合など、当日の8時までに連絡すれば、ご自宅までこどもレスキュー隊員が伺います。かかりつけ医の診察を受け、ご家庭あるいはこどもレスキュー隊員宅、病児保育施設などで保育を行います。


詳細は、ホームページをご覧ください。

派遣型病児保育メディカルパッケージ・アカデミック(M&A)パッケージ開発事業
平成22年度追加募集のお知らせ

対象者

全学の生後6カ月から小学校6年生までのお子さんをもつ女性教員(特任を含む)および医員。(注:今回の対象者には、大学院生は含まれません。原則、平成22年度研究支援員事業の採択者以外が優先になります。)

NPO法人フローレンスのサービス地域は東京23区および埼玉、千葉、神奈川の一部地域となっているため、サービスが受けられる地域にお住まいの方。

申請期間

平成22年4月26日〜5月31日

利用期間

手続き終了〜平成23年3月31日

申請方法

  1. 申請書をダウンロードし、必要事項を全て記入の上、下記宛先へメールにて申請書の電子申請を行う。
  2. 申請書は別途所属長承認印されたオリジナル(コピー不可)を女性研究者支援室宛にて学内便にて送付すること

利用者決定

5月31日までの随時

モニター事業

毎月モニターレポートを提出し、年度末には検討会に出席する。

モデル事業費

開発基本料/年 21,000円(税込)/子供一人
開発料/月 14,700円(税込)/子供一人(月一回の病児保育料を含む)

月二回目以降の料金は2,100円/時間となりますが、この料金は開発費の対象にはなりませんので、個人負担となります。

派遣型病児保育M&A開発事業のモニターの皆様

定期的なモニター報告のためのモニターシートは以下をダウンロードしてご使用ください。


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