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先輩からのメッセージ 【小山照央 先生】

小山 照央

小山 照央 先生

卒業年次:2019年
出身大学:東京医科歯科大学
初期臨床研修:東京医科歯科大学医学部附属病院
後期研修:九段坂病院、玉川病院、東京医科歯科大学医学部附属病院
サブスペシャリティ:肝胆膵外科
3年でのプログラム中の手術経験数:572例(うち術者343例)

外科医を志したきっかけは?
私にとって外科医の最大の魅力は、患者に命を預けて頂くことと、それに対して全身全霊で応える責任です。
「この医者に任せよう」と思って頂ける信頼される人間になること、そしてその信頼に応えることのできる確かな知識・技術を習得することを目指して外科の道に進みました。
東京科学大学外科専門研修プログラムの魅⼒は?
本プログラムの最大の魅力は、経験豊富で教育熱心な指導医の先生方からトレーニングを受けることができる点です。
プログラム1年目と2年目は、それぞれ異なる市中病院で研修し、外科の「いろは」を学びます。
初期研修を終えて日の浅い自分が、手術の執刀医になることが始めは信じられませんでしたが、丁寧な指導で、安心・安全に治療にあたることができました。
3年目は、専門に分かれて大学病院で研修します。
私は肝胆膵外科に所属し、大病院ならではの高難度手術に参加して修行を積みました。
また、大学では臨床トレーニングのみならず、研究発表や論文執筆などアカデミックな活動ができることも魅力のひとつです。
このように、恵まれた環境を最大限に生かし、自らの課題を発見し、ひとつひとつ乗り越えることを繰り返しながら、着実にレベルアップしてゆけるプログラムです。
これから外科を志す⼈にメッセージを
外科医になって強く思うことは「外科医は一生成長し続けられる職業なのだろうな」ということです。
同じ術式を繰り返し経験しても、毎回毎回、新しい発見・課題・次への工夫があります。
長い人生の中で「自分の伸びしろ」を感じ続けることができる職業は、とても幸せだと思います。
その意味では、外科医の道にゴールはないのかもしれませんが、そんな外科医の道を仲間とともに歩み続けていく日々が大変充実したものになることは間違いありません。本プログラムを通してお会いできることを楽しみにしています。