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先輩からのメッセージ 【星博勝 先生】

星 博勝

星 博勝 先生

卒業年次:2017年
出身大学:千葉大学
初期臨床研修:千葉労災病院
後期研修:東京医科歯科大学医学部附属病院、土浦協同病院
サブスペシャルティ:外傷/救急外科、集中治療
3年間でのプログラム中の手術経験数:543例(うち術者333例)

外科医を志したきっかけは?
初期研修医の頃、いわゆる『何でも出来る外科医』を見て自分もそうなりたいと思ったのがきっかけです。
私の勤務していた病院では、腹部救急疾患で昼夜を問わず多くの患者様が受診されていました。
手術を行い元気に退院していった方、残念ながら助けることができなかった方、助けることは出来たけれど大きくA D Lが落ちてしまった方など様々な患者様がいらっしゃいましたが、どんな症例にも対応できる幅広い手術手技と全身管理能力を持つ外科医をみて自分もそうなりたいと思うようになりました。
また、外科疾患は手術が患者様の予後に直接結びついていることが多く、外科医は医師の中でも責任感や向上心が強い人が多いことも魅力の一つでした。
東京科学大学外科専門研修プログラムの魅⼒は?
私は医師3年目に東京科学大学病院(旧東京医科歯科大学病院)救命救急センターを、医師4年目からプログラム終了まで土浦協同病院消化器外科で勤務をしていました。
3年目に勤務した東京科学大学病院救命救急センターでは、他施設では滅多に見ることが出来ないような重篤な緊急疾患を数多く診療することが出来ました。
プログラム最初の1年目を救急外科に費やすことで、目指すべき方向性をしっかりと認識することができました。
4年目以降勤務した土浦協同病院では、外科の基礎から応用までとても充実した指導を受けることができました。
土浦協同病院は東京科学大学の関連病院でも屈指のhigh volume centerであり、その分たくさんの魅力的な指導医から教えを受けることができました。
質の高い手術に毎日触れることで、いざ自らが執刀した時に自然と手が動く、そんな理想的な教育体制が整った病院でした。
後期研修医のうちからこのような経験ができるプログラムはあまり多くないと思いますので、とても大きな魅力であったと考えています。
これから外科を志す⼈にメッセージを
私は現在救急外科医として働いています。
この分野はまだまだ確立された分野とは言い難い状況ですが、昨今では専門を志す医師がとても増えてきています。
救急外科には、「手術で人を具合の悪い患者さんを助けたい」という外科医の原点ともいうべき思いが詰まっており、とてもやりがいのある分野です。
東京科学大学病院は、全国でいち早く外科プログラムに救急外科医の育成を取り入れており、そこには他病院には無い豊富な育成のノウハウがあります。
おかげさまで私自身、外傷のようなダイナミックな手術から鏡視下手術まで幅広く実施できるようになりました。
もしこの分野に少しでも興味があるようでしたら、全力でサポートさせて頂きますので一緒に頑張りましょう。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!