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先輩からのメッセージ 【朝野紗稀子 先生】

朝野 紗稀子

朝野 紗稀子 先生

卒業年次:2019年
出身大学:帝京大学
初期臨床研修: さいたま赤十字病院
後期研修:友愛記念病院、東京共済病院、東京医科歯科大学医学部附属病院
サブスペシャリティ:大腸肛門外科
3年0か月でのプログラム中の手術経験数:650例(うち術者440例)

外科医を志したきっかけは?
外科は、自らの手で直接患者さんの命に携わる点がかっこいいなと学生時代から思っていました。
しかも、その技術は努力を積み重ねて精錬できるという点が、「手を動かして学ぶ」派の自分に向いていると思っていました。
また、医者になったからには全身管理ができるようになりたい、末期がん患者さんの初診から最期まで患者さんの人生に携わりたい、といった私の我儘を叶えてくれる科は外科だけだとも思いました。
あとは体力面が心配でしたが、初期研修中に大変お世話になった消化器外科の先生方が、背中を押してくださったことが最後の後押しとなり、消化器外科を選びました。
そんな、後輩たちの将来を熱心に考えて下さる先生が多いのも外科の魅力かと思います。
東京科学大学外科専門研修プログラムの魅⼒は?
後期研修1年目と2年目の関連病院は、患者層から治療方法、病院の雰囲気まで全く異なる環境でしたが、どちらでもほとんど術者として執刀し多くの症例を経験しました。
また、手術だけでなく内視鏡や化学療法、外来、そして病棟管理などなど毎日がせわしく勉強の日々でした。
駆け出しの外科医として、市中病院でいきなり実働部隊として働くことには大きな不安もありましたが、外科医としての基礎を諸先輩方がとことん教えて下さりました。
正直しんどい時期も何度もありましたが、最も若い時期だからこそ乗り越え最大限吸収できたと思います。
3年間にわたり3つの異なる病院で研修できるので、多様な臨床現場での実践的学びを得ることができ、外科医としての視野が広がります。
3年目には大学病院において約10人の同期が一堂に会し、それぞれが関連病院で培った豊富な経験を共有することで、自身に不足している知識がまだまだあることに気づかされると同時に、さらなる向上心が刺激されました。
大学では最先端の医療に触れ、はじめの2年間で学んだことと比較しながら、知識がさらに深まっていくことを実感できます。
ほとんどの関連病院が関東に集中していることも、当医局の魅力だと思います。また多くの女性医師が在籍しており、自身のモデルケースとなるような女性医師との出会いが得られることも、大きな特色だと思います。
これから外科を志す⼈にメッセージを
東京科学大学消化管外科のプログラムでは、励ましあい刺激しあえる同期や、基本から最先端の治療まで熱心に教えて下さる諸先輩方の元で修行することができます。皆様の入局を是非お待ちしております!