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東京医科歯科大学 老年病内科ホームページです

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〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45

科長ご挨拶

科長ご挨拶

 

日本は超高齢社会に突入しましたが、医療・医学教育体制はこの事態に十分対応しているとは言えません。老化にともなう全身の機能低下を伴い社会的・経済的問題も抱えやすい高齢者の病気は、若い人の病気と同じ枠組みでは十分な診断・治療ができません。また、大学病院は専門分化が進み、診療内容が細分化しているため、多くの問題を抱える高齢者は医学の進歩による恩恵から取り残されがちだとも言えます。

・老年病内科はさまざまな問題をかかえる“高齢者の総合的医療 を担うべく誕生しました。他の内科分野が臓器別であるのに対し、唯一の“横断的診療を目的とした内科分野”です。

・老年病内科は“内科・高齢医学の幅広い知識と高度の専門性を兼ね備えた医師を育成”します。


老年病内科は、大学院 医歯学総合研究科 血流制御内科分野の診療部門として、2000年に本学の内科が臓器別に再編された際に、9つ目の内科として設立されました。旧第3内科は心臓病や脳卒中の原因となる動脈硬化の研究をメインテーマとして、島本多喜雄、前沢秀憲、沼野藤夫の3代の教授のもとで優れた業績をあげてきましたが、この流れをうけて下門顕太郎 前教授が老年病を専門とする科として新設しました。東京都健康長寿医療センターと連携して動脈硬化・老化の基礎研究を行い、動脈硬化の原因となる生活習慣病の診療、糖尿病専門医研修施設としての糖尿病専門診療、近年は認知症の診療と研究、漢方、多職種連携や地域医療、医学教育にも力を入れています。

老年病内科 診療科長 金子 英司

Tokyo Medical & Dental University東京医科歯科大学 老年病内科

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