東京医科歯科大学歯学部附属病院は、「ひとりひとりにあった最高水準の歯科医療を提供」を理念に掲げ、1日平均1800人の外来患者さんと年間延べ約19000人の入院患者さんの治療にあたるとともに、歯科領域では、臨床・教育・研究の拠点としてリーダー的な役割を担っています。
平成21年4月、それまでの歯科衛生士室から、「歯科衛生保健部」として新たにスタートしました。現在、部長以下32名の歯科衛生士で構成され、15の診療科・専門外来を担当し、歯科医師をはじめ他職種と連携し、歯科診療がスムーズに行われるようにサポートしています。また、お口の病気の予防と、口腔機能と健康の維持増進をはかる「口腔ケア外来」では、歯科衛生士が主体となり、口腔の健康管理の専門家として、患者さんの口腔への関心を高め、生涯健口かつ健康に生活できるように支援しています。
歯科衛生保健部では、一人ひとりの歯科衛生士が、社会における歯科衛生士の役割を考え、深い学問的な知識と技術の向上を追及し、豊かな人間性をもって人に関われる歯科衛生士を目指し、専門職として歯科衛生士の仕事に誇りが持てるよう、環境を整えるべく努力をしています。
歯科衛生保健部長 足達淑子
