VOICE
受講生・修了生の声
2026年度受講生
Y.Iさん
私は昨年市川総合病院で臨床研修を終了しました。その後、口腔外科と口腔内科における診断と治療能力を身に着けたいと思いがんプロフェッショナル養成プランへの進学を決めました。
今年度は歯科・口腔外科、耳鼻咽喉科、麻酔科、外科での研鑽を積み、歯科に留まらず全身的な要素も含めた知識や技術を学びたいと思っております。
研究テーマは口腔内のマイクロバイオームに関するものになります。細菌叢や免疫機能の解析、その結果を踏まえた治療確立や発展を目標に取り組んでまいります。
今後は臨床と研究を両立しながら、患者さんに還元できる歯科医師を目指して、より一層励みたいと思います。
2025年度修了生
相磯 友里さん
本プログラムでは、外科的治療をはじめ、がん医療に関する専門的な知識を体系的に学ぶとともに、受講者一人ひとりの興味や関心を大切にし、それぞれが関心を持つ領域を深く学び、研究に取り組むことができました。
私が歯科医師を志した原点には、終末期の口腔癌患者に寄り添う医療に携わりたいという思いがあり、それは本プログラムへの進学を志した理由でもありました。病状の進行に伴って生じる疼痛や、摂食嚥下、構音などQOLに直結する口腔機能が失われていく過程で、その苦痛を少しでも和らげ、患者の生活を支えるために、歯科医師としてどのような医療を提供できるのかを学び、研究したいと考えていました。
口腔癌の終末期は、決して研究報告の多い領域ではありません。それでも先生方は、私の研究への思いを尊重してくださり、研究計画の立案から論文作成に至るまで、一つひとつ丁寧にご指導いただきました。
こうした思いから取り組んだ研究が一つの成果として結実したことは、大学院生活の中でも特に大きな経験となりました。その研究を論文として発表し、さらに学会賞という形で評価していただけたことは、私にとって非常に感慨深く、これまでの歩みが一つの形となったように感じています。ご指導いただいた先生方をはじめ、支えてくださった多くの方々に心より感謝申し上げます。
本プログラムで得た学びと経験、そして多くの方々との出会いを大切にし、今後も口腔がん医療に貢献していきたいと考えています。
2025年度修了生
巽 綾香さん
私は、初期研修から総合病院で臨床経験を積む中で、患者さんのQOLに大きな影響を与える口腔がんについて、より専門的かつ体系的に学びたいと考え、本プログラムに進学しました。
本プログラムでは、がん診療に関連する麻酔科、外科、耳鼻咽喉科、病理検査科、放射線科での実践的な研修に加え、関連施設での病理カンファレンスや遠隔講義への参加を通じて、各専門領域の知識や考え方を幅広く学ぶことができました。こうした多岐にわたる研修を経験することで、口腔がん診療における基礎的な知識から臨床応用まで理解を深めるとともに、さまざまな専門分野が連携して患者さんの治療にあたるチーム医療の重要性を改めて実感しました。また、一つの専門領域にとどまらず、多角的な視点からがん診療を捉える姿勢を身につけることができたことも、本プログラムで得た大きな学びの一つです。
さらに、コースワークと並行して、免疫組織化学染色を用いた口腔扁平上皮癌における予後予測因子の探索的研究にも取り組み、その成果を国際学会で発表する機会を得ました。臨床業務と研究活動の両立は決して容易ではありませんでしたが、研究を通じて得た知識や経験は、臨床に対する自身の視野を広げるとともに、研究成果を臨床へ還元することの意義について考える貴重な機会となりました。
本プログラムで得た知識や技術、そして診療科や施設の垣根を越えて学ぶ中で培った学際的な視点は、現在の臨床においても大きな財産となっています。修了後、実際に臨床現場で診療に従事する中で、本プログラムで習得した知識や経験が日々の診療判断を支え、患者さんと自信を持って向き合うための礎となっていることを実感しています。今後もこれらの経験を日々の診療に活かし、患者さんにより良い医療を提供できるよう、研鑽を重ねてまいりたいと考えています。
2025年度修了生
石川 早紀さん
私は総合病院の歯科口腔外科で研修を過ごし、口腔がんの治療における経験や知識の不足を強く実感しました。そのため研修終了後、東京歯科大学大学院で「次世代がん医療を担う多職種人材養成プランコース」に進学しました。実際に進学後は口腔がんの集学的な治療を行っている当大学の口腔がんセンターに籍をおき、様々な口腔がんの治療に携わり、手術・化学療法・放射線療法だけでなく、様々な有害事象や周術期管理を学ばせていただきました。また、医科研修も充実しており、放射線科、病理検査科、形成外科、消化器外科で医科研修もさせていただきました。このようなコースワークをこなしながら、口腔がん患者の唾液に含まれるエクソソームにフォーカスを当てた基礎研究も行っており、Webでの連携校共通インテンシブコースでは自分のタイミングでがん治療を包括的に学ぶことができました。現在は7大学グループのひとつである東海大学で研鑽を積ませていただいております。4年間のこのコースで学ばせていただいたことは現在も確実に生きていると実感しております。
2025年度受講生
松本 慶さん
口腔がんプロフェッショナル養成コースでは、口腔がんの診断や治療について体系的に学び、専門性を高める貴重な機会を得ています。なかでも、国立がん研究センター中央病院頭頸部外科での3か月間の研修は、大きな学びとなりました。多職種カンファレンスへの参加や手術見学を通して、高度な頭頸部がん診療を経験し、根治性を第一に考えた治療方針の決定や、緻密かつ迅速な手術に深い感銘を受けました。また、各診療科が専門性を生かして連携するチーム医療の重要性を実感しました。本コースで得た知識と経験を今後の診療に生かし、口腔がん医療に貢献できる歯科医師を目指します。
2025年度受講生
A.T.さん
私は初期研修期間より総合病院で臨床経験を積む中で、患者のQOLに深刻な影響を与える口腔がんに対し、より専門的かつ体系的に学びたいと考え、本プログラムへ進学しました。
本プログラムでは、がん診療に関連する麻酔科、外科、耳鼻咽喉科、病理検査科、放射線科での実践的な研修に加え、関連施設での病理カンファレンスや遠隔講義への参加を通じて、学際的かつ包括的な教育を受ける機会に恵まれました。これら多岐にわたる研修経験により、口腔がんの診療における基礎的知識から臨床応用に至るまでの体系的理解を深めるとともに、チーム医療の重要性を再認識し、より多角的な視野と専門性を涵養することができました。これは本プログラムならではの特色であり、大変有意義な経験であったと実感しております。
さらに、コースワークと並行して、免疫組織化学染色を用いた口腔扁平上皮癌における予後予測因子の探索的研究に従事し、その成果を国際学会にて発表する機会を得ました。臨床業務と研究活動の両立は容易ではありませんでしたが、得られた知見や経験は自身の臨床観・研究観の深化につながり、充実した期間となりました。
今後は、本プログラムで培った知識・技術・学際的視座を臨床現場に還元し、口腔がん治療の発展に努めてまいりたいと考えております。
2024年度受講生
Fさん
本コースを通して、口腔がんに対する治療だけでなく、がん患者さんのQOLを支えるためのがん口腔支持療法や多職種連携の重要性を学びました。今後は得られた知識を研究や臨床に活かし、口腔がん医療の発展に貢献していきたいです。
2024年度受講生
江澤 美穂さん
市川総合病院での臨床研修において、がん患者の診療に携わる機会を経験したことが、がん医療に関心を持つ大きなきっかけとなりました。治療だけでなく、患者一人ひとりの生活や社会的背景を含めて支える医療の重要性を実感し、より体系的に学びたいと考え、「次世代がん医療を担う多職種人材養成プランコース」に進学しました。
1年次には臨床に従事し、がん患者の診療に携わるとともに、耳鼻咽喉科をはじめとする他診療科での研修を通して、多職種・多診療科が連携して患者を支える医療の重要性を学びました。また、がんプロの講義やセミナーを通じて、がん医療に関する幅広い知識や視点を学ぶ機会を得ることができました。現在は基礎研究に取り組んでおり、疾患の病態解明や新たな治療法の開発につながる可能性を意識しながら研究を進めています。今後も臨床と研究の双方の視点を大切にし、多職種との連携を重視しながら、がん医療の発展に貢献できる歯科医師を目指して努力を続けていきたいと考えています。
2024年度受講生
小幡 亮太さん
私は東京歯科大学を卒業後に、市川総合病院で臨床研修を終了しました。その後の進路は大学院で口腔外科、特に口腔がん診療についてより深く知識と研鑽を積みたいと考え、がんプロフェッショナル養成プランへの進学を決めました。
口腔腫瘍外科学講座に入局し1年目は臨床を中心に、歯科・口腔外科、耳鼻咽喉科、口腔がんセンターでの研鑽を積み、頭頸部領域についての知識や技術を学びました。また実際に病棟管理を行い、口腔だけでなく全身を診ることの大切さを経験させていただきました。
2年目には東海大学医学部附属病院での外部研修の機会もいただき、他施設での診療に関わる非常に有意義な経験を積ませていただきました。今後の口腔外科診療においても、自分の中でより多くの選択肢を得られたと感じました。
3年目の現在では、口腔がん細胞を用いて足場条件による遺伝子の変化を解析する研究や、Px44TRAILによる口腔がん細胞に選択的にアポトーシスを誘導する創薬の研究を行っています。
臨床と基礎研究の両立を大切にしながら、今後も患者さんに還元できる歯科医師を目指して、より一層研鑽を積んでいく所存です。
2024年度受講生
田中 詩織さん
私は東京歯科大学市川総合病院口腔外科にて研修を行い、その後レジデントとして2年間、診療業務に携わってきました。臨床経験を積む中で、患者の命に直結するがん治療に強い関心を抱くようになり、より専門的な知識と技術を習得したいと考え、「次世代がん医療を担う多職種人材養成プランコース」への進学を決意いたしました。1年次には、病理、放射線、外科、口腔がんセンターで研鑽を積み、2年次には、国立がん研究センター中央病院にて3か月間研修させていただきました。全国から患者が集まる高度医療機関において、多様な症例を間近で学ばせていただいたことは、非常に貴重な経験となりました。この研修を通じて、狭い視野にとどまらず、環境を変えて学ぶことで、より広い視点を持つことの重要性を実感しました。
今後は、臨床研究と診療を両立しながら、口腔がん患者の医療機関受診から診断、治療開始に至るまでの期間に着目した研究を進めていきたいと考えています。