次世代のがんプロフェッショナル養成プラン

次世代がん医療を担う多職種人材養成プラン

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VOICE

受講生・修了生の声

7大学共通コース 医療ビッグデータに基づくがんの予後予測と予防コース
2024年度修了生

倉坪 亮太さん

 私は理学療法士・アスレティックトレーナーとして北里大学北里研究所病院リハビリテーション科に勤務する傍ら、社会人大学院生として順天堂大学大学院スポーツ医学教室の博士課程に在学していました。

 「医療ビッグデータに基づくがんの予後予測と予防コース」の特徴は、機械学習やAIについて、その基礎から臨床応用までを体系的に学べる点にあります。さらに、DPCをはじめとする各種データベースの概要や、それらを活用した研究事例の紹介を通して、実臨床(リアルワールド)のデータをどのように解析するかを理解することができました。

 また、このコースは動画を視聴し、問題に回答するという形式で構成されており、移動時間や隙間時間を活用して繰り返し学習できる点も大きな魅力でした。ビッグデータ解析の初学者である私にとっても、非常に取り組みやすい内容でした。

 私は、がんに関する診療や研究に多くの時間を割いているわけではありませんが、機械学習やデータベース研究に強い関心を持っています。このコースの受講を通じて、自身の研究に新たな視点を加えることができ、解析や研究計画の立案においても、より柔軟で多角的な発想が可能になったと感じています。

7大学共通コース 医療ビッグデータに基づくがんの予後予測と予防コース
2024年度修了生

熊谷 優季さん

 私は日本では診療放射線技師として働いており、その後修士課程で公衆衛生学修士を取得。現在は国際協力の現場で活動しながら、グローバルヘルスに関する博士課程の研究にも取り組ませていただいております。
その中で、「医療ビッグデータに基づくがんの予後予測と予防コース」をオンラインで海外から受講することができたことで、大きな未来への希望とこれから目指していくべき方向性が拓けてきた感覚がありました。

 国際協力の現場経験は、私にとって貴重な財産です。言語や文化の壁を乗り越え、多様な課題と向き合う中で、医療のグローバルな課題を肌で感じてきました。日本では画像診断に携わる中で、常に「この画像から何が読み取れるか」という問いを立ててきましたが、このコースで学んだ内容は、その問いの先に広がる、より大きな可能性を示してくれました。

 特に印象的だったのは、ゲノム情報、AI、機械学習といった最先端技術が、がんの予防や予後予測にどのように活用されるかという具体的な内容でした。これまでの複数の知識と経験が線でつながり、現場で感じてきた課題が、これらの技術によって解決できるかもしれないという希望が湧いてきました。
このコースは、単に知識を詰め込むだけでなく、私自身の専門性を再定義し、将来のキャリアパスを考える上で大きな転機となりました。これからは、診療放射線技師としての専門知識に加え、ビッグデータ解析やAIの知識を組み合わせることで、より高度な医療を届けるべき所へ提供できる人材を目指したいと考えています。

 今後、学んだ知識を活かし、世界中の人々の健康に貢献できるような新しい挑戦をしていきたいです。
このコースで得た学びを胸に、未来の医療を切り拓く一員として、引き続き一歩ずつ精進していきたいと思います。

7大学共通コース 医療ビッグデータに基づくがんの予後予測と予防コース
2024年度修了生

S.S.さん

 オンデマンドでディスカッションはできないのですが、先生方が実際に行ったデータ分析をもとにどのようにデータを集積しまとめていくかをお教えくださっており、データ分析は研究を行うにあたって基本でありとても重要な内容ですので、これから何度も見直して実際に持っているデータに応用できるように勉強していきます。