VOICE
受講生・修了生の声
2025年度修了生
K.M.さん
私は放射線治療学講座への入局を既に決定していた研修医2年目に、密封小線源治療コースを受講しました。
本コースでは、オンデマンド講義を通じて密封小線源治療の基礎知識を学ぶとともに、演習では実際の線量計算や手技を経験できました。医師としての観点だけでなく、看護師や医学物理士がそれぞれの専門性を生かして治療に関わる際に重視している点についても実感しました。
特に演習では、順天堂大学では行われていない前立腺癌に対する低線量率組織内照射のプランニングを経験させていただきました。器具の組み立てや線源のオーダー方法など、実臨床の流れを意識しながら治療計画を作成することで、小線源治療への理解を深めることができました。
本コースは、現在がん診療に携わる医療従事者だけでなく、がん診療に興味はあるものの、その全体像や具体的な診療内容をまだ十分に知らない医学生や研修医にもおすすめです。私は2026年度より放射線治療医として勤務しており、本コースで得た知識を活かし日々の患者様の診療に取り組んでいます。
2025年度修了生
A.R.さん
私は今回、初めてがんプロのインテンシブコースを受講しました。当時、臨床で働く診療放射線技師として放射線治療部門に所属して数ヶ月という時期であり、放射線治療に関する知識をより深めたいと考え、受講を決めました。
受講を通して、医師、医学物理士、看護師など、それぞれの立場から見た放射線治療について学ぶことができ、普段の業務だけでは得ることのできない視点や知識を身につける貴重な機会となりました。また、他施設における取り組みや考え方を知ることができたことも、大変参考になりました。
さらに、自分の興味や日々の業務に関連する項目を選択して受講できることに加え、オンデマンド形式で都合のよい時間に視聴できるため、日常業務と両立しながら学習できる点も非常に良かったと感じています。
今回の受講を通して得た知識や、多職種・他施設の視点を今後の臨床業務に活かし、患者さんにより良い放射線治療を提供できるよう、引き続き知識や技術の向上に努めていきたいと思います。
2024年度修了生
T.K.さん
私は2024年度に、がんプロ緩和ケアコースを修了しました。これまでも緩和ケア講習会のファシリテーターなどを通じて緩和ケアに触れる機会はありましたが、体系的に学ぶ機会は多くありませんでした。本講座では、緩和ケアの基本的な考え方から実践に至るまでを系統立てて学ぶことができ、新たな知識や視点を数多く得ることができました。オンデマンド配信やZoomでの開催が多かったため、業務後でも無理なく参加できた点も大変助かりました。
特に印象に残っているのは、看護師や放射線技師など多職種による演習です。医師以外の立場からの視点や考え方に触れることで、自分の理解がより深まりました。大変有意義な学びの機会をいただき、心より感謝申し上げます。
2024年度修了生
陳穎妍さん
昨年度「緩和的放射線治療・密封小線源治療・高精度放射線治療の質の向上と普及を担う人材養成コース(チームで取り組む緩和的放射線治療)」に受講しました。多職種連携と緩和照射を軸にe-Learning、特別講義、実習と論文抄読を通じて勉強してきました。
受講当初、臨床経験が浅いことや専門知識が少ないことに不安を抱えていました。しかし、e-Learningと特別講義で事前学習を行ってから、オンサイトで行われる実習に参加する度に活発なディスカッションに加わることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
緩和照射は根治治療と異なり、対象となる症状が疼痛や消化管閉塞、出血など生活の質(QOL)に目にみえる影響があるものです。そのため、治療自体の精度以外にも患者さんへの寄り添いが肝心な部分となり、多職種のチームメンバーと手を組むことが非常に大事であると考えています。高精度緩和照射ではベテラン医師から技術運用の最新動向を学び、有害事象対策では看護師から患者への生活指導方法、薬剤師から保護剤の選択について理解し、ロールプレイでは放射線技師から治療現場の日々に心がけていることを知ることができました。このように多角的な視点に触れることが最も感銘を受けました。
緩和照射を用いて患者さんのQOL向上に貢献できるように、今後も円滑な多職種連携を図り、研鑽を重ねていきたいと思います。プログラムの運営に関わる方々に感謝を申し上げます。
2024年度修了生
R.K.さん
私は現在市中病院で初期研修中の臨床研修医です。放射線治療の中でも小線源治療は実施している施設が少なく、体系的に学習する機会は貴重だと思い小線源治療コースを履修しました。
本コースでは各分野の専門家によるリアルタイム/オンデマンド講義や演習を通じて多角的に学習することができます。
演習では多施設から医師・技師・看護師等が集まり、各々の立場からの課題や実情が共有・ディスカッションされ、チーム医療の重要性を再認識する非常に良い機会でした。
論文抄読は一つの論文をじっくりと読んで纏め、講師の先生と双方向のやり取りのできる機会です。私はEMBRACE-Ⅰ試験という画像誘導小線源治療についての論文を選択しご指導いただきました。論文を読むことで、なぜこの治療法が求められているのかという学術的背景の理解も深めることができました。
本コースは初学者であっても概論から最新のトピックに至るまで幅広く学ぶことができ、多くの方に受講してほしいと思うコースでした。私も引き続き他コースを受講し、がん治療を担う人材として研鑽をつむ予定です。