次世代のがんプロフェッショナル養成プラン

次世代がん医療を担う多職種人材養成プラン

2026.02.16

地域に定着する放射線治療医養成WG
領域1 高精度放射線治療「ワークショップ1」「ワークショップ2」を開催しました

地域に定着する放射線治療医養成WGが開講する、緩和的放射線治療・密封小線源治療・高精度放射線治療の質の向上と普及を担う人材養成コース領域1「高精度放射線治療」において、「ワークショップ1」「ワークショップ2」を開催しました。

ワークショップ1(領域1 高精度放射線治療)

2026年1月23日(金)18:30~19:50(Zoom開催)
テーマ「参加各施設の放射線治療領域の現状と問題点-マシンQA-」
講師:黒河千恵先生(順天堂大学)、井上達也先生(順天堂大学)、野武亮一先生(東京科学大学)、松元佳嗣先生(東海大学)
座長:河野良介先生(国際医療福祉大学)、飯島康太郎先生(順天堂大学)

要旨:高精度放射線治療を安全に実施するためには、治療装置(リニアック)の性能を適切に維持・管理することが不可欠であり、定期的なマシンQAは強く推奨される重要なプロセスです。マシンQAの項目や頻度、許容値、測定方法は、各施設の装置や運用体制、測定機器、治療技術により異なるため、標準化と効率化の両立が継続的な課題となっています。
本ワークショップでは先ず、マシンQAの基本概念と、4種類のリニアックの日毎/月毎/年毎における代表的な点検項目について、講師の方に講演をして頂きました。その後、参加者より自施設での実務上の問題点を挙げて頂き、効率的なQA方法など今後の施設運用の改善策について議論をしました。124名の方にご参加いただきました。

チラシ

ワークショップ2(領域1 高精度放射線治療)

2026年1月29日(木)18:30~19:50(Zoom開催)
テーマ「IGRTのタスクシフトを放射線腫瘍医と考える」
講師:小杉康夫先生(順天堂大学)、広木智之先生(東海大学)、高橋太郎先生(がん研有明病院)、水野将人先生(杏林大学)
座長:野武亮一先生(東京科学大学)

要旨:放射線治療を安全に実施するためには、画像誘導放射線治療(IGRT)による正確な患者位置照合を行い、日々の幾何学的な不確かさを管理することが不可欠です。一方で、治療装置の高精度化に伴い、IGRTに関連する業務の負担は増大しており、限られた人員の中で品質を担保する運用体制の整備が課題となっています。このような背景から、放射線腫瘍医と診療放射線技師の役割分担を明確化し、標準化された手順と教育体制のもとでIGRT業務の一部を適切に移管する「タスクシフト」が注目されています。
本ワークショップでは、IGRTのタスクシフトの現状と課題、ハイボリュームセンターにおける診療放射線技師のIGRT教育について講義を行いました。その後、参加施設より集めたIGRTのタスクシフトに関するアンケート結果から、本邦におけるIGRTの運用状況を共有し、放射線腫瘍医と診療放射線技師がタスクシフトを進める上で重要となる実務上の課題と対策を議論しました。150名の方にご参加いただきました。

チラシ
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