2026.01.13
地域に定着する放射線治療医養成WG
領域1 高精度放射線治療「特別講義2」「特別講義3」を開催しました
地域に定着する放射線治療医養成WGが開講する、緩和的放射線治療・密封小線源治療・高精度放射線治療の質の向上と普及を担う人材養成コース領域1「高精度放射線治療」において、「特別講義2」「特別講義3」を開催しました。
特別講義2(領域1 高精度放射線治療)
2025年10月16日(木)18:30~19:50(Zoom開催)
テーマ「ファントムレス患者QAの動向」
講師:関西医科大学放射線科学講座、医学物理士、姉帯優介先生、東洋メディック株式会社、医学物理士、伊良皆拓先生
座長:株木重人先生(東海大学)
要旨:高精度放射線治療を安全に行うため、患者個別計画検証(患者QA)は治療前に実施することが強く推奨されるプロセスです。その実施方法や許容値は治療施設の人員や設備により変わるため、より効率的で即時性がある方法が注目されています。本講義では、患者QAの基礎と本邦における実施状況を講演いただいた後、即時適応放射線治療に望まれる計算ベースファントムレスQAの最新情報について紹介いただきました。133名の方にご参加いただきました。
特別講義3(領域1 高精度放射線治療)
2025年12月18日(木)18:30~19:50(Zoom開催)
テーマ「AIを用いた臓器輪郭描出」
講師:東京科学大学病院、医学物理士、野武亮一先生
座長:二上菜津実先生(東海大学)、井上達也先生(順天堂大学)
要旨:放射線治療を実施するために必要な放射線治療計画の中で、撮影したCT画像上に写る腫瘍や臓器の輪郭を描出する作業は重要な位置を占める反面、放射線腫瘍医の負担が大きい作業です。近年の人工知能(AI)の発展により、自動で輪郭描出が可能なソフトウェアが利用可能となり、臨床現場での応用に注目が集まっています。本講義では、商用の自動輪郭描出ソフトウェアを臨床現場で使用された経験から、広範囲にわたる治療部位に対するその描出精度と今後の課題について講演をいただきました。114名の方にご参加いただきました。