次世代のがんプロフェッショナル養成プラン

次世代がん医療を担う多職種人材養成プラン

2025.10.16

地域に定着する放射線治療医養成WG
領域1 高精度放射線治療「特別講義1」を開催しました

地域に定着する放射線治療医養成WGが開講する、緩和的放射線治療・密封小線源治療・高精度放射線治療の質の向上と普及を担う人材養成コース領域1「高精度放射線治療」において、「特別講義1」を開催しました。

特別講義1(領域1 高精度放射線治療)

2025年9月18日(木)18:30~19:50(Zoom開催)

  • テーマ「重粒子線治療の臨床と研究の最新トピック」
  • 講師:稲庭拓先生(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 グループリーダー)
    濱谷紀彰先生(大阪国際がん治療財団 医学物理士)
  • 座長:高津淳先生(順天堂大学)
  • 要旨:重粒子線治療は、X線や陽子線に比べて生物学的効果が高く、がんに集中的に照射できる最先端の放射線治療です。副作用を抑えながら、短期間で高い治療効果が期待でき、特に手術が難しいがんに対して有効な治療法として注目されています。本講義では、重粒子線治療の物理学的・生物学的な基礎知識を講演いただいた後、重粒子線治療の普及に向けた装置の小型化、より治療成績を向上させるためのマルチイオンを用いた治療について紹介いただきました。61名の方にご参加いただきました。
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