ABOUT US
当研究室では、がんや骨疾患の治療に貢献するバイオマテリアルに関する研究を行っています。特に酸化鉄、窒化鉄、酸化チタン、リン酸カルシウム(アパタイト、リン酸八カルシウム)を用いたセラミックバイオマテリアル(バイオセラミックスとも呼びます)を研究しています。ゾル-ゲル法などの種々の手法を用いてがん治療用材料(特に微粒子)や人工骨・骨補填材料を合成し、その化学的・物理的・生物学的特性を評価し、臨床応用に繋がる知見を得ることを目指します。
大学院生
無機生体材料学分野では修士課程、博士課程の学生を募集しています。セラミックスをベースとしたバイオマテリアルの開発に興味を持ち、熱心に研究を推進できる学生を歓迎します。また、日本学術振興会特別研究員(PD)での応募も歓迎いたします。 研究室見学は随時行っていますので、希望者は川下(E-mail: kawashita.bcr(at)tmd.ac.jp (at)を@に変えてください)までご連絡ください。入学案内はこちら(大学ホームページ)。
NEWS & TOPICS
- 当分野の可視光応答型抗菌性・生体活性チタンに関する論文がJournal of Functional Biomaterials誌のトップページに掲載されました!
- 2024年7月3日に行われたBiomaterials International 2024において、三宅理沙さんがBest Poster Paper Awardを受賞しました!
- 2024年5月9日(13:00~)に東京科学大学大学院受験者(2025年度修士課程・博士課程)のための第2回生体材料工学研究所オープンキャンパスが実施されます(オンライン開催)。
- 2024年4月3日(13:00~)に東京科学大学大学院受験者(2025年度修士課程・博士課程)のための第1回生体材料工学研究所オープンキャンパスが実施されます(現地開催)。
- 2024年1月26日に行われた第22回IBB BioFuture Research Encouragement Prize研究発表会において、三宅理沙さんが大学院博士課程の部最優秀賞を受賞しました!
- 横井准教授が日本バイオマテリアル学会科学奨励賞を受賞しました!(2023年11月、研究題目:リン酸塩系層状物質による新規生体活性材料の開発)
- 2023年4月25日(13:30~)に大学院受験者(2024年度修士課程・博士課程)のための「第2回生体材料工学研究所オンラインZoomオープンキャンパス」が実施されます。
- Transformation behaviour of salts composed of calcium ions and phosphate esters with different linear alkyl chain structures in a simulated body fluid modified with alkaline phosphataseがEditor’s Choice Collectionに選ばれました!(2021.6.14)
- Transformation behaviour of salts composed of calcium ions and phosphate esters with different linear alkyl chain structures in a simulated body fluid modified with alkaline phosphataseの論文内容をプレスリリースしました!(2021.5.19) プレスリリース内容はこちら
- 2022年6月9日(14:00~)に第3回生体材料工学研究所オンラインZoomオープンキャンパスが実施されます。
- 2022年5月26日(13:30~)に第2回生体材料工学研究所オンラインZoomオープンキャンパスが実施されます。
- 川下教授の共著論文"Visible light-induced photocatalytic and antibacterial activity of N-doped TiO2"がJ. Biomed. Mater. Res. Part B: Appl. Biomater.誌のTop Cited Article 2020-2021に選ばれました。PDF (2022年4月1日)
- 2022年3月29日(13:30~)に第1回生体材料工学研究所オンラインZoomオープンキャンパスが実施されます。
- 川下教授が日本バイオマテリアル学会学会賞(科学)を受賞しました!(2021年11月29日、研究題目:がん治療用/抗菌性セラミック高機能微粒子の創製)
- 横井准教授が日本歯科理工学会第78回学術講演会において株式会社ジーシー賞を受賞しました!(講演題目:蛍光性分子をを導入したリン酸八カルシウムの合成)
- 藤川さん、横井准教授、川下教授と大阪大学産業科学研究所の共同研究が第3回 物質・デバイス共同研究賞を受賞しました!
- 藤川竜一さんが日本セラミックス協会 第34 回秋季シンポジウム 特定セッション 若手奨励賞を受賞しました!(講演題目:芳香族ジカルボン酸を導入したリン酸八カルシウムの合成)
- 横井准教授の蛍光性テトラカルボン酸を導入したリン酸八カルシウムに関する論文インタビューが掲載されました。
- 当分野では助教1名を公募しています(書類提出締切:2021年9月24日)。詳細については、東京医科歯科大学教員公募WebページあるいはJREC-INをご覧ください。
- 生体材料工学研究所のオープンキャンパス(zoom開催)が3月8日と5月11日に行われます!当研究室への進学を検討している方は是非ご参加ください!(2021.2.5) オープンキャンパスの申し込み等はこちら
- 当研究室の成果が新学術領域 機能コアの材料科学のYouTubeチャンネル内にて公開されています!ご興味のある方は是非チェックしてみてください!「領域ニュース:光るリン酸カルシウム開発」(2021.2.4) 内容はこちら
- 当研究室の成果が新聞報道されました!「人工骨の機能付与に道 新規材料の合成成功」(2021年1月28日 化学工業日報 6面)(2021.1.28)
- Incorporation of tetracarboxylate ions into octacalcium phosphate for the development of next-generation biofriendly materialsの論文内容をプレスリリースしました!(2021.1.8) プレスリリース内容はこちら
- Behaviour of calcium phosphate ester salts in a simulated body fluid modified with alkaline phosphatase: A new concept of ceramic biomaterialsがMaterials Advances誌のInside Back Coverに選ばれました!(2020.12.15) 本論文へのアクセスはこちら
- Hydroxyapatite Formation from Octacalcium Phosphate and Its Related Compounds: A Discussion of the TransformationがBulletin of the Chemical Society of Japan誌(Vol.93 No.5)の優秀論文(Selected Paper)に選ばれました!(2020.4.30) 本論文へのアクセスはこちら
- 千釜広己さんが第23回生体関連セラミックス討論会において学術奨励賞(若手研究発表)を受賞しました!(2019.12.7)
- 横井准教授が当分野に着任しました。(2019.9.1)
- 川下教授がAward of the Outstanding Reviews Published in the JCS-Japan in 2018を受賞しました。(2019.6.7)
- 2019年6月4日(13時00分~16時30分)に大学院受験者(2020年度入学志願 修士課程・博士課程)のための説明会が開催されました。(2019.6.5)
- 2019年5月13日に生体材料工学研究所のオープンキャンパスが実施されました。(2019.5.14)
- 研究室のWebサイトを立ち上げました。(2019.4.5)