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お知らせ

2023年10月C棟手術室の運用が開始されました

2023.10.01

2023年10月1日にC棟の稼働が開始されました。大学のホームページでも紹介されていますが、C棟は災害時の診療も担えるように設計された建物で、ER、ICU、材料部に加えて、手術室が7室新設されました。

手術室フロアは6階に位置し、従来からのA棟の手術室と連絡通路で連結し、中央手術部門として、一つのフロアで増築する計画で進められています。実は、手術室は10月のC棟の稼働を機にA棟側で段階的に若返り工事が数ブロックに分けて計画されており、2024年3月現在では4つの手術室で工事が進んでいるため、手術室が3室増えることになった形です。

C棟手術室では、ハイブリッド手術室2室が新設され、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)、経皮的僧帽弁接合不全修復術(Mitraclip®)といった新しい治療も開始されています。

また、C棟開設に合わせて外科手術ロボットも1台増え、C棟に2機A棟に1機の合計3台が配置され、ロボット支援下の心臓手術も開始されました。

今後は、若返り工事を進めているA棟側でもC棟に引けを取らない手術室へと生まれ変わる予定です。

スタッフの控室も新しく広くなりました。モニタも大きくなり、全部屋の様子をより把握できるようになりました。

麻酔科の朝は、毎日このC棟のカンファレンスルームでの症例検討、論文の抄読会からなるカンファレンスで始まり、たくさんの手術が安全に行われるように日々頑張っています。