● 概要
医師の絶対数不足、産科医および小児科医の不足をはじめとする医師の診療科偏在が顕在化し、医師確保が社会的に緊急の課題となっています。国内の医学部女子学生の比率は3割を超え、オランダ、ベルギー、スウエーデンでは既に7割を超え、女性医師の増加は今後も見込まれます。しかし、出産・育児等を契機に離職した女性医師の職場復帰は円滑に進んでいないのが実情です。医師不足・診療科偏在を解消するための有効かつ実現可能な対応策の一つは離職女性医師の職場復帰支援です。
本プログラムは離職女性医師をリクルートし、現場へすみやかに復職できるように支援して潜在能力を再教育する企画で、具体的には
@最新の医学知識に関する講習会、Aシミュレータを用いた治療手技実習、B外来・病棟実習、
を実施いたします。
本プログラムの活用により、多くの離職女性医師が現場に復職すれば、深刻な医師不足の改善が期待され、社会への大きな還元となると考えられます。 |