プログラムの概要

  平成17年度特色ある大学教育支援プログラムで選定された「医歯学シミュレーション教育システムの構築」は、医・歯学生の診療能力向上のため、症例写真、X線、CT、MRI、手術動画、内視鏡検査動画、心音、呼吸音等を多用したコンピュータシミュレーション教育システムを構築し、シミュレーション教育を充実させる取組である。具体的内容は以下のとおり。


  • 問診・検査等により的確な診断を行って、治療計画を立案する過程、あるいは手術・処置・準備・補助・検査の手順等を疑似体験できるマルチメディア教材を教員が作成する。
  • この教材作成を支援する目的で、コンピュータの専門家でない教員が直接、簡単に教材を作成できるような、対話型の教材作成支援ツールを開発する。
  • 臨床資料、シミュレーション教材をデータベース化し、セキュリティー管理下で教員が情報を共有できるようにする。
  • 市販の医歯学教育用シミュレータを導入する。
事業推進責任者: 歯学部口腔保健学科・教授・木下淳博
医歯学シミュレーション教育システムの将来像