医学科・歯学科2年生
各組7回の授業
計算機実習室(ヒポクラテスホール2階)
数学は、自然科学や社会科学など諸分野に現れる様々な問題を解決するために非常に有益な道具を与えてくれるが、現実の問題は非常に大規模で複雑であることが多く、特に代数的手順や解析的解法などの手計算だけで解ける問題は非常に限られているため、計算機の助けを借りて問題解決に望む必要がある。また膨大な量のデータを一度に扱う場合にも、計算機の力を利用して、効率的なデータ処理を行わなければならない。この授業では、計算機プログラミング演習を通して、論理的思考力の習得と、計算機の利用へのさらなる理解を目指す。
前期の前半にD組、後半にC組、後期の前半にB組、後半にA組の授業を行う。それぞれ始めの2回程度をプログラム言語の説明と基礎的な演習、続く3回を基本的なアルゴリズムや数値計算・統計計算に関する演習に当て、残る2回で総合的な実習を行う。原則として毎回課題を提出してもらう。毎週3コマと長丁場なので、時間中に適宜休憩を挟む。
論理的思考力を養成し、数学的問題の解法を理解させる。
数学や統計学に関する基本的な計算手順を体得する。
出席状況(50%)と課題への取り組みかた(50%)により総合評価する。
授業中に適宜指示する。必要な教材はプリントまたはBlackboardで配布する。
参考書: 米田・疋田・桜井「Pascalプログラミング(増訂版)」(サイエンス社)