Pascalプログラミング環境について

教養部計算機実習室のコンピュータにインストールされている,Pascalプログラミング環境を紹介します。Pascalプログラミングの習得をスムーズにし,また自学に便利なように,計算機実習室と同じプログラミング環境を,各自のパソコンにインストールすることをお勧めします。

使用するソフトウェア

  1. FreePascal
    フリーで配布されているPascalの本体(コンパイラ)です。直接触れることはありませんが,これがないとPascalプログラミングができません。
    FreePascal のサイト http://www.freepascal.org/で入手できます。
  2. CPad for Free Pascal
    PascalプログラミングのためのWindows用GUI統合開発環境です。プログラムを入力・編集するエディタ部分と,エラーメッセージなどを表示するメッセージ部分があります。コンパイル時に上のFreePascalを呼び出しています。
    Vector http://www.vector.co.jp/でダウンロードできます。
    Macの場合は,統合開発環境としてXcodeやLazarusを使えます。

インストール手順: Windowsの場合

A. Free Pascalのインストール

  1. インターネットサイトからダウンロードする
    1. Free Pascal のサイトへ行く http://www.freepascal.org/
    2. Downloadのページに行って,自分のパソコンのCPUやOSに対応したファイルをダウンロードする。たぶんほとんどの人は,Intel系のWindowsパソコンだと思うので,intel/i386のWin32などと書いてあるリンクをクリック
    3. SourceForgeと書かれたリンクをクリックして,SourceForgeのサイトへ
    4. Downloadのボタンをクリックして,ダウンロード
    5. ダウンロードしたファイルを開いて,インストール開始。デフォルト設定のままで構わない
  2. 計算機実習室のパソコンからコピーする
    1. マイコンピュータ→ローカルディスク(C:)→downloadにあるfpc-2.0.4.i386-win32.exeを自分のUSBメモリにコピー
    2. 自分のPCで開いて,インストール

B. CPad for Free Pascalのインストール

  1. インターネットサイトからダウンロードする
    1. VectorにあるCPadのページへ行く http://www.vector.co.jp/soft/win95/prog/se155777.html
    2. ダウンロードする
    3. ダウンロードしたファイルはLHA圧縮形式なので,+Lhacaなどの解凍ツールを使って解凍する。展開されたフォルダを適当なフォルダへ移動する
  2. 計算機実習室のパソコンからコピーする
    1. 同じくマイコンピュータ→ローカルディスク(C:)→downloadにあるpcpad231.lzhを自分のUSBメモリにコピー
      LHAの解凍ツールを持っていない人はlhasa019.exeも。
    2. 自分のパソコンで解凍して,移動,保存する

C. CPad for Free Pascalの環境設定

  1. Free Pascalのインストール先のパスを確認する
    ppc386.exeのフルパス(ドライブ+フォルダ+ファイル名)を調べます。スタートボタン→ファイルの検索で,コンピュータ全体を検索すれば見つかるはずです。上のデフォルトの通りにインストールした場合は,"C:¥FPC¥2.x.y¥bin¥i386-win32¥ppc386.exe"(2.x.yはバージョン番号)となっているはずです。
  2. pcpad.exeを起動して,環境設定を行う
    初回起動時に「コンパイラのパス」を入力するよう求められるので,上で調べたppc386.exeのフルパスを入力してください。その他の設定はたぶんデフォルトのままで問題ないはずです。

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