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「第7回ママ・パパ交流会&女性活躍推進のための事例検討会」を開催しました

2020年2月6日に「第7回ママ・パパ交流会&女性活躍推進のための事例検討会」を開催し、学生や教職員15名が参加しました。「女性活躍推進のための事例検討会」では、3名の育児中の方が講演し、それぞれの日々の状況や悩み、困り事に対してどのようにアプローチしているか、などを話されました。

遠藤祐子さん

① 学生支援事務室 学生・女性支援センター係長 遠藤祐子さん

<家族構成>
夫、長男(6歳)、長女(2歳)

<状況>

  • 通勤時間:片道1時間10分
  • 勤務時間:8時30分〜16時15分(1時間時短勤務)
  • 夫は工学系研究者で通勤時間は10分だが、外勤・出張が多い。子どもは大好きだが家事は苦手。

夫の家事・育児参加

夫に育児参加をしてほしくて、出産後も夫の職場近くに住み続けました。1人目の時から、朝の子どもの世話と保育園への送りは夫が担当。私は子どもが起きる少し前に出勤する生活リズムです。
夫は育児には協力的でお風呂も基本的に入れてくれます。
ただ、家事をするのはどうしても私が中心のため、負担が多く、何となくストレスと疲れを溜めていました。
そこで思い切って、「これをやってもらえると私はとても楽になる」ことを、感情を込めずに話してみたのです。相手が受け取りやすいように言葉を選んで淡々と伝えたのが良かったのか、すんなり協力してくれるようになりました。

具体的にはゴミ捨てと洗濯物干しを頼みました。これだけで朝の時間がだいぶ楽になりました。

<夫のタイムスケジュール>

6:50 子どもたちを起こして食事を食べさせる(この頃、私は自宅を出て出勤)
6:50~7:20 洗濯物干し、ゴミ捨て
8:00 子どもたちを保育園へ送り出勤
20:30~21:30 帰宅し、子どもたちとお風呂
22:30 就寝

子どもが病気になった時

まず夫婦でそれぞれ仕事スケジュールを確認し、都合のつく方が子どもの受診や、病後児保育室への送りなどを担当します。「午前中は私が出勤して、午後は家に帰るね」などと夫婦で調整します。
ほかに病児保育を依頼できるNPOにも登録しています。

これは蛇足ですが、娘が1歳3カ月の時、高熱が続いたにもかかわらず自分の仕事を優先して、病後児保育に預かってもらったことがありました。だんだん熱が下がってきたから大丈夫と思っていましたが、また発熱を繰り返してしまって。おそらくほかのお子さんの病気をもらってしまったのですが、結局2週間ほど熱が下がらず、職場にも迷惑をかけました。なので、子どもが病気の時はできれば思い切って1日2日休むなどして、子ども本人が家にいられるのがいいのかなと、経験上感じています。

育児・家事支援の登録

わが家は6つの支援サービスに登録しており、そのうち定期的に4つのサービスを利用しています。

これだけの数の支援に登録している理由ですが、夫の両親は遠方、私の両親は比較的近居ですが子どもたちの世話を頼める状況ではないことが大きな理由です。

また、育児において私が大事にしたいのは
「子どもの安全確保」「栄養バランスのとれた手作りの食事」「子どもの生活リズム」
ですが、一方私には
「いくつもの家事をこなしながら子どもを見るのが得意でない」
「幼児、乳幼児の母として高齢で体力的に自信がない」
というウィークポイントがあることも自覚しています。

これに加えて、我が家は夫の外勤・出張が多い状況です。
そのため、育児において大切にしたいことと仕事を両立させるためには、育児支援や家事支援を上手に利用することにしました。

複数のサービスを利用していると、サポーターさんの都合がつかなかった場合、別の支援サービスのサポーターさんに臨時で依頼できることもあります。
利用しているサービスは、自治体のファミリーサポートやNPO、産後ドゥ―ラさんなど、基本的に支援者が固定のものです。長いサポーターさんだと5年近くお世話になっており、色々相談ができるお母さんのようです。

現在の育児・家事支援の利用状況

平日月〜木曜は保育園帰宅後、夕方18時〜19時30分にサポーターさんに来てもらい、長男がする保育園の片づけと明日の準備の手伝い、子どもたちと遊ぶ、夕食の見守りなどをお願いしています。私はその間、夕食の調理、風呂掃除、洗濯物の取り込みなど家事を済ませます。ちなみに、1つの支援サービスに週4日の依頼は厳しかったため、曜日によって2つの支援サービスを使い分けています。

これに加えて別の支援サービスに、隔週で週末の室内清掃を依頼。週末の掃除をしていただくだけで、かなり負担が減ります。

職場に望む制度

可能な職種だけでも、妊娠中は月に何日間か、在宅勤務を認めていただけたらと思っています。
つわりで通勤がきつかったり、切迫早産で思いどおり通勤できなくなった経験からの提案です。

さいごに

長男が0歳の頃「仕事をしながら子どもを育てていくにはいろんな手を借りることになりますが、人生が豊かになります」という言葉をいただいたことがありました。人の手を借りることが、こんなにも温かく心豊かになることとは思ってもみませんでした。
子育ては人によってみんな違うと思います。あくまでも一例としていただけたらと思います。

レポート

c Tokyo Medical and Dental University Gender Equality and CareerDevelopment Division.