研究の目的
- 留学生を対象とした医療コミュニケーション教育のための医療現場に関する基礎データの収集と分析を行う。
⇒医療コミュニケーションの現状を、診療現場の観察や患者からのアンケートや面談によって収集し、分析する。
⇒これらの分析結果をもとにして、教材のための枠組みを構築する。
- 既存のコミュニケーション教育関係リソースの調査と内容分析(教材作成のための基礎調査)を行う。海外からの専門家の招聘・公開講演も含む。
⇒教科書、参考書、OSCE、ビデオ、インターネット教材等のリソースの内容と効果を分析する。
- 医療教育関係者と留学生のeラーニング教材のレディネス調査およびその分析を行う。
⇒本研究で開発するeラーニングを使用する医歯学系学生および留学生が、どれだけ自由にこのようなコンピュータを介在としたシミュレーション教材を受け入れ使用できるかを把握する。
- 留学生を対象とする医療コミュニケーション教育のための自主学習教材試用版の作成、実施、および内容評価を行う。
⇒シミュレーション場面の素材を制作する。
⇒日本人医学生・歯学生、医歯学系留学生、研修医等、異なる医療関係者にこのeラーニング教材を試してもらい評価を得る。
- 作成したeラーニング教材をウェブ上に公開する。