東京医科歯科大学研究支援員配備モデル事業

東京医科歯科大学研究支援員配備モデル事業

はじめに

東京医科歯科大学は、平成20年度文部科学省技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」の委託事業に採択され、平成23年3月末まで、女性研究者支援室では、様々なモデル事業を展開予定です。


ミッションステートメントのひとつに、出産・育児等、あるいは女性特有な疾患によりキャリア継続に困難を感じている女性研究者に研究支援員を配備する、という事業があります。平成20年度は、研究所を対象に本事業を施行しました。平成21年度は、全学に対象者を拡大して、事業を展開予定です。


研究支援員を配備したことで、女性研究者自身あるいは所属する研究室にどのようなインパクトがあるのか検証を行っていただき、今後の育児・介護を担う女性および男性研究者に対する支援の在り方を検討していきます。支援員は男女いずれでも可。雇用上の身分は、女性研究者支援室所属、非常勤勤務となる


  • 対象となる女性研究者自身の研究(臨床研究を含む)の補助
    あるいは
  • 対象となる女性研究者が同室教室員と行っている共同研究(臨床研究を含む)の補助

研究支援員配備事業の概要

  1. 研究支援員配備を希望する女性研究者は、申請理由、配備されたことによる期待される効果、研究計画書を記載し、所属長の印のある申請書を女性研究者支援室に提出する。
  2. 選考委員会で対象者を決定する。
  3. 研究者本人が研究支援員を応募し、選出する(注:女性研究者支援室では応募は行わない)。研究支援員の学歴・技能などの条件、雇用条件、待遇については研究者本人が人事課および女性研究者支援室に確認する。
  4. 研究支援員の任用について、所属長の許可を得る。
  5. 女性研究者支援室で任用について手続きを行う。研究支援員は女性研究者支援室所属となる。
  6. 各研究室で研究支援員の勤務簿を記入する。
  7. 一か月に一回、女性研究者支援室に勤務状況を報告する。
  8. 研究支援員配備の効果について、レポート提出やミーティングを行う(年二回程度)。
  9. 研究成果について、年度末に女性研究者支援室に報告を行う。

申請要項 【H21.7.3で募集は締切ました。】

対象者

東京医科歯科大学に所属する女性教員(特任・寄附講座等を含む)、研究員(学振特別研究員を含む)または医員であり(注:今回の対象者には、大学院生は含まれない)、妊娠・育児(小学校3年生まで)、または女性に多い疾病により、研究支援員の配置を必要とする方

利用期間

平成21年8月1日〜平成22年3月31日
原則週30時間以内


(注:平成20年度に本事業に採択され、延長を希望するものは、利用者決定まで雇用継続可とする。
女性研究者支援モデル育成プログラムは平成23年3月末で終了となる。予算は毎年見直されるため、次年度も本事業が展開可能かどうかは未確定である。最大平成23年3月31日まで延長できる可能性がある。)

募集人数

10名程度(採用者の雇用時期、時間により、人数は変動する可能性あり)

申請方法

  1. 本申請書に必要事項を全て記入の上、所属長承認印されたオリジナル(コピー不可)を女性研究者支援室宛に送付する。
  2. 所属長印の入ったe-mailおよびfaxでの申請期限までの申請も可能とするが、7月8日までには所属長承認印されたオリジナルを女性研究者支援室宛に送付する。

申請期限

7月3日

利用者決定

7月15日

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