トレーシングレポートとは
患者から聞き取った内服薬のアドヒアランスや健康食品の仕様に関する情報など、即時性の低い情報について処方医師へ手際よくフィードバックするレポートです。
トレーシングレポートの目的
保険調剤薬局で「即時性は低いものの処方医師へ情報提供したほうが望ましい」と判断された内容をFAXにて集約し、医師へ情報伝達を行い情報の共有化を図ります。
トレーシングレポート導入の背景
当院では、平成19年7月より外来処方を全面的に院外発行し、平成25年における院外処方せん発行率は約 98%に達しています。 これまで保険薬局は疑義のある処方について処医師対し疑義照会を行っていますが、患者から聞き取った内服薬のアドヒアランスや健康食品の使用に関する情報など、 即時性の低い情報について処方医師へ手際よくフィードバックする手段がありませんでした。
そこで、当院薬剤部において服薬情報提供書(トレーシングレポート)を用意し保険薬局へ周知することにより、保険薬局で「 即時性は低いものの処方医師へ情報提供した方が望まい」と判断された内容をFAX(薬剤部宛)にて集約し、 医師へ情報伝達を行い情報の共有化を図る運用提案をいたします。
トレーシングレポートのご利用方法
様式をダウンロードして頂き、事項をご記入頂いた後、FAXにて薬剤部までご送信ください。
FAX:03-0000-0000
注意: トレーシングレポートによる情報伝達は疑義照会ではありません。疑義照会は通常通り担当へ電話にてお願いします。
トレーシングレポートの流れ
保険薬局にて医師に情報提供した方が望ましい情報を取得
薬剤部で集約
処方医師にまとめてフィードバック
服薬情報提供書に関するご相談・お問い合わせ
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