平成29年1月20日土曜日、日本に観光に訪れていたタイ人女性のチャイチャン ワン ウィサー(以下、ワンウィサー)さんは、東京上野のアメ横で、心臓発作を起こし救急車で東京医科歯科大学病院 医科(医系診療部門)に搬送されました。助かる確率が0.1%未満とも言われた最重症の状態に陥ったワンウィサーさんを、当院の医療スタッフが懸命に治療を行い、心臓カテーテル治療や、冠動脈のバイパス手術など、10日間で5回にわたる手術や治療を行い、その後のリハビリ治療などによって、平成29年4月6日、元気に帰国されました。2ヵ月半に及ぶ、患者さんと医療スタッフたちの取り組みについてご紹介します。










