ご 挨 拶

第59回日本犯罪学会総会 会長
櫻田 宏一


 新年を迎え、終息に向かうのではと期待しておりましたCOVID-19パンデミックは、より感染力の強いオミクロン株が主流となり、日本でもこれまでにない感染者数の報告が日々続いております。このような社会情勢の中、日本犯罪学会員の皆様におかれましては、それぞれの立場で、感染防止対策に万全を期し、犯罪学の社会的使命を果たすべく尽力されていることに、まずは心から敬意を表したいと存じます。
 さて、令和4年11月26日(土)に第59回日本犯罪学会総会を開催いたします。昨年及び一昨年はZoomによるWEB開催となり、残念ながら皆様と対面での意見交換がかないませんでした。本年は是非とも従来の開催様式で皆様とお会いできればと希望し、現在その準備を開始しているところでございます。
 本総会のテーマを「死因究明等の推進と犯罪学」とし、本年は令和元年の「死因究明等推進基本法」の施行から3年を経過したことから、それぞれの専門分野の立場からその検証を行うことは重要であり、各専門家にご登壇いただいてのシンポジウムを企画しております。まさに本学会としての果たすべき意義のある企画ではないかと考えております。また、一般演題におきましても、何卒多くの先生方からのご演題を心よりお待ち申し上げております。
 今後の状況しだいでは、開催方法の変更も考慮する必要があるものと考えられますが、現時点では通常開催を目指し準備を進めております。どうか、随時このホームページで最新の情報をご確認いただけますと幸いです。会員の皆様におかれましては、どうぞ健康管理にご留意され、当日会場でお会いできますことを楽しみにいたしております。


2022年2月