「HBOC・婦人科ハイリスク外来」を開設しました。
2018.05.31
乳がんや卵巣がんのうち5-10%は遺伝的な要因が強く関わっていると考えられています。そのうちBRCA1遺伝子またはBRCA2遺伝子に病的な変異があるため乳がんや卵巣がんを発症しやすい遺伝性症候群をHBOC(Hereditary Breast and Ovarian Cancer、遺伝性乳がん卵巣がん)症候群といいます。
当院では遺伝子診療科・乳腺外科・放射線部、病理部、検査部などの各部署や、婦人科腫瘍専門医、臨床遺伝専門医、臨床遺伝カウンセラーなどのもと、カウンセリングから診断、治療、フォローアップまで一貫して診療を行うことが可能です。この外来は、既にHBOCの診断がされているかた、HBOCの診断はされていないが心配がある方などが対象です。HBOCでリスク低減手術を受けたい、家族が卵巣がんで心配だから卵巣がんの検査を受けたいなどの希望の方は完全予約制にて診療を行いますので、医療連携センターよりご予約ください。
検査
内診、細胞診、経腟超音波、骨盤MRI、腫瘍マーカー検査など
開設日時、担当者
水曜午後 大島乃里子
木曜午後 若菜公雄
金額
自費診療のため検査内容によって金額が異なります
予約
医療連携支援センター(03-5803-4655)
患者さんからのご予約:平日12:00~16:00
医療機関からのご予約:平日8:30~16:00