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国立大学法人東京医科歯科大学長 挨拶
 



MDセンター・スキルスラボの発展を期待して
国立大学法人東京医科歯科大学長   鈴木 章夫

 医学・歯学教育において重要なことは、学生並びに臨床研修医が診療に関わる態度・知識・技能を的確に修得することである。これらは学部や大学病院における講義や実習を通じて教育されている。医学・歯学の臨床教育は、なるべく多くの患者さんを診させて頂き、その1例1例を徹底的に頭にたたき込む以外に王道はない。このことは古今東西を通じて変わりはない。しかし、人体を対象とした実習で臨床技能を修得するには当然ながら制約がある。このため、モデルを用いたトレーニングが望まれる。すでにハーバード大学医学部を始め、欧米では医学・歯学教育でClinical Skills Laboratoryが臨床技能の修得に活用され、着実な効果を上げている。たとえば、モデル人形を対象にして、救急医療に関する実習などが積極的に展開されている。

 本学の医歯学教育システム研究センター(略称:MDセンター)にスキルスラボが設置され、運用されていることは、大変意義深い。精巧なモデルを駆使することで、視診・触診・打診・聴診などの診療技法はもちろん、医療処置や外科手技など、医学・歯学に必須の臨床技法が効率よく修得できるシステムになっている。

 MDセンターは全国共同利用施設として平成14年に本学に設置され、医学・歯学教育に関する調査・研究を目的としている。今般設置されたスキルスラボは、MDセンターの研究目的からして、全国のスキルスラボのモデルとなり、学内外で広く活用されることを期待する。
医学生・歯学生だけでなく、臨床研修医、看護系学生並びに職員、その他の医療職種の方々にも広く門戸を開き、わが国における医療レベルの充実に大きく寄与してもらいたい。

 

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