第５７回日本歯科医療管理学会総会・学術大会の開催にあたって
第５７回 日本歯科医療管理学会総会・学術大会 大会長
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 歯科医療行動科学分野
俣木 志朗
この度、第57回日本歯科医療管理学会総会・学術大会を、平成28年7月15日(金)から7月17日(日)まで、東京・御茶ノ水の地にて、開催させていただく運びとなりました。
現在、我が国の歯科界においては、医療安全管理や医院経営など多岐にわたる多様な課題が山積しています。 日本歯科医療管理学会は、国民が求めている安全・安心・信頼の歯科医療の提供とその基礎となる経営安定化を研究・研修する学会であり、数ある日本歯科医学会専門分科会の中でも、極めて現実的なニーズを有した、実学を取り扱う学会です。本学会の根幹をなす歯科医療管理学は、会員がその研究成果と情報を社会に積極的に発信することにより、国民の健康生活の質の向上と健康長寿に寄与することを目的のひとつとしています。
そこで、今回の大会では出発点に立ち返り、メインテーマを、「これからの歯科医療の質保証」としました。厳しい状況に置かれている現在の歯科医療機関の診療環境を検討、把握するとともに、今後あるべき歯科医療管理の姿を模索する為に、本大会が有意義な、そして活発な討論、意見交換の場になることを期待しております。
湯島の地での本総会・学術大会が皆様にとって実り多い交流の場となることを祈念するとともに、大会開催にあたりご支援賜りますご関係各位に心よりお礼申し上げます。
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