化学基礎
対象:看護学専攻1年生 口腔保健学科1年生
前後期、火曜日、1限
授業の目的・内容:
身近な現象をとりあげて、将来看護に役立つ「一般化学の基礎」を学んでもらう。湯島地区で必修科目として開講される基礎生命科学(生物学)を学んでいく上に役立つ基礎知識や考え方を講義する。演習形式をとりいれて、毎回与えられる課題についてコメントやまとめを書いて提出してもらい、翌週返却する参加型授業を行う。高校の化学や生物の教科書と英語の辞書を持参のこと。なお、毎回次回の授業の予習となる英文の資料を配布して要約を宿題レポートとして翌週提出してもらう。
授業計画
1.生命と化学の関わりの例として善玉コレステロールと悪玉コレステロールをとりあげ、コレステロールの分子式、構造式、性質、生体における役割について解説する。
2.ビッグバン、元素の誕生、元素の周期律:典型元素と遷移元素
3.分子と原子、化学結合:金属結合,イオン結合,共有結合,配位結合
4.水の性質、水素結合、分子と分子の相互作用(ファンデルワールス力、疎水結合)、
5.分子を数える、濃度の表し方、モル数、水溶液とイオン、水素イオン指数 (pH).
6.物質の状態:固体,液体、気体 水と氷、二酸化炭素とドライアイス
7.生命に必要な金属元素、
8.有機化合物と無機化合物、
9.アミノ酸の構造と性質、タンパク質の種類とその役割
10.糖質の種類とその役割、エネルギー源としての糖と脂質
11.脂質の種類とその役割、必要脂肪酸、生体膜
12.核酸(RNAとDNA)の構造とその役割
注: なお、高校で化学を勉強しなかった・・・化学は苦手・・・と思われる場合は、前期に開講される自由選択科目の「化学基礎入門」の履修をすることが望ましい。
教科書:
教科書: 「基礎から学ぶ 生命・環境の化学 第2版」 三浦洋四郎、船越浩海、岡崎三代(建帛社)
参考図書: 「化学構造式は語る」 泉 邦彦著 (講談社サイエンティフィク)
成績評価の方法
出席点、グループ討論、豆テスト、課題レポート等で総合的に評価する
<授業を受けて将来役立つと思ったこと>
<看護>
- 特に生体化学の分野が自身か他者の健康について考える時役に立つと思う。血中脂質やコレステロールや中性脂肪など生活習慣病と深く関わりがあるので、これからよく耳にするが、その前に知ることができてよかった。HDLコレステロールが低すぎてもいけず、LDLコレステロールが高すぎてもいけないので、食事など気をつけていけたらなと思った。
- いろいろな薬の複雑な構造式について少し理解できるかもしれないと思いました。メタボ検診が絶対じゃないことを知って、自分が看護師として働く時に役に立つと思いました。
- 薬を扱うことが将来きっとあると思うので、ここで勉強しておけばよかったと思います。また、タンパク質の話やメタボの話をしてくださったことがこれから臨床に出た時に応用知識として使えると思いました。メタボの話はおもしろかった。化学でしっかり証明されたから、化学好きの私にとっては、ワクワクものでした。
- メタボリックシンドロームの話は将来自分に密接に関係してくる話なので、興味深かった。
- 宿題の英語のプリント中に出てくる生物や化学、医学系の単語が勉強になった。
- 課題が英語だったので、英語の知識もついてよかったです。といっても、comaしか覚えていないのですが、・・・・・
- 化学の基礎的な知識を身につけることで、将来仕事をしていく上で必要はとされないかもしれないが、知識による裏付けをもって働いていけるのではないかと思った。また、将来英語で専門論文を読むこともあると思うが、この授業で英語の文献を読んだことはとても良い練習になった。
- 毎回の宿題やプリントが英語であったので、英語の能力を与えられたし、それに加えて化学の生活上の知識も身につけることができた。また、結合なども高校より詳しく教えてもらえた。
- タンパク質についていろいろと学んだこと。英語で化学を理解するということが、困難ではあったが、役に立ったと思う。
点滴で薄めたり、点滴の中身がどのようなものかを理解できる。薬品どうしを混ぜたらどんな反応がおこるか?
- 毎回宿題が英文の化学だったので、英語の授業で読む文と違い化学用語などがでてきて勉強になった。学部にあがってから英文の専門文献読むこともあると思うが、その練習のようなものになったと思う。
- 最初の方の授業でメタボとかコレステロールについて初めて詳しく学んで、体のことを化学的に捉えることの大事さを知りました。
- 最初の方に授業でやったコレステロールと中性脂肪のところです。知らないことだらけで、すごく難しかったけど、コレステロールについて少しわかったような気がします。
- 化学の基礎的な知識は必要なものであるし、先生が途中にしてくださったメタボの話とか、コレステロールの話とかも将来役立つ知識だと感じました。毎回の英語のプリントも興味深いものが多く、英語の向上だけでなく知らなかったことをたくさん知ることができてとても為になりました。
- 薬の化学式を理解することで、性質について理解することができる。
- 宿題で化学に関する英文を沢山触れる機会があって良かった。化学基礎入門を受けた私にとって、今回の授業についていくのに必死でした。
- 原子構造のモデルのボーア以前を知ったときに、今あるものは歴史があってこそなのだと学び、その他のものでも裏にある歴史を知ろうと思いました。
- 将来、薬を取り扱う時に、少しでも知識があれば役立つと思いました。
- 薬を扱う上で、分子式やそこからどのような物質が含まれているのか?を知る上で役立つと思う。また、体と化学が密接に結びついていることがわかった。宿題で化学の英文もいっぱい読んだので、英語が学習ツールになるということもわかった。
- 最初の方の授業で習ったメタボの話。吸収のされ方のしくみや回路みたいな働きが存在している。ことがわかりました。看護師になった時に理論的に説明できるといいです。
- 英語の授業よりも英語を読んで、英語を読む力が少しつきました。化学反応がヒトに及ぼす影響、物質の構造を知ることで、なぜそのような反応が起こるのかといったようなことを学べたことで、将来働いていく時にとても役に立つと思いました。
- 毎週の英語のプリントを使った授業がとても約に立ったと思います。これからは英語の文章を読む機会が増えてくると思うので、それの練習にもなりました。化学を英語で読むのは初めてだったので、とても楽しかったです。
- 先生がおっしゃったように薬や点滴について見る事があると思いました。また、化学に関することを英文でたくさん読みました。英文で理解することにだいぶ抵抗がなくなった気がします。看護師になってからも、自らの技術や知識の向上のために、サイエンスな英文をたくさん読み続けたいと思います。化学に対して嫌だななという気持ちも減ったので、生化学なども頑張りたいです。
- これから学部に行くにおいて、大学の授業に慣れることができたと思います。分からないところは自分で調べるしかないということがよくわかりました。
- 高校で習ったとこが多かったけど、自分の知らなかったことも学ぶことができてよかったです。どの物質が体にどのような影響を及ぼすかなど少し知ることができてよかったです。
- 化学の構造式や、毎週読んでいる英語のプリントは薬や将来看護の仕事に役立つと思いました。
BMI25以上+♀90 cm以上で肥満体質ということが簡単にわかること。物質によっては身近にある危険なものもあるから注意する必要があるということ。
- 英文で化学のことを学んだので、前より英語が分かるようになったし、化学は難しくてつまらないと思っていたけど、おもしろいと感じることが出来ました。
- 病気が起こる原因は多くの化学反応によって起こるのだと理解できました。
- 物質の固さは分子間の強弱によって変わる。また、沸点や融点もそれに関係してくる。和訳プリントから、化学物質のおそろしさを学んだ。
- 体の内部でおこっていることを理解するのは生物の領域だと思っていましたが、大きな間違いだったとことに気付きました。ニ年生になって生化学の勉強をする際にリポタンパク質や化学反応は必須になってくるので、今回で終わりと思わずに継続していかなくてはと思いました。
- 自分が知らない分野のものを英語の長文を読んで理解するということ。
- 今まで複雑な化学式などに若干抵抗があったけど、化学式について色々考えられるようになりました。前期の入門編からこれから専門を学んでいくための一歩になったと思います。英文を読んでいくことで、少し難しかったけど、もっと理解したいと考えるようになりました。入門で学んだことを基礎にして、もう少し進んだところまで学び、考えることができたように思います。期間は長くなかったけれど、これから学びたいことを見つける良い機会になりました。
- 英文を通しての勉強。
- 様々な結合のし方や物質を知ることができておもしろかった。
- 英語で多少ではあるが医学的に専門的な文章を自分で読み、理解する機会があったことが良かった。全てを理解することは難しかったので、授業中に解説があれば嬉しかったです。
- 和訳の宿題で身近なものから、自分たちの体について知ることができてよかった。
- 第一回の授業のメタボリックシンドロームの講義がとても印象的でした。将来メタボにならないように気をつけたいです。
- 生化学の理解につながる。化学反応を理解することによって、自分自身や患者さんが摂取すべき食べ物や薬の効用をよく理解する(説明する)ことができるようになる。とくに宿題で読んだ文の食物を摂る/摂らないことは有利・不利があるという点がおもしろかった。
- メタボについての授業が面白かったです。コレステロールが全て悪いと思い込んでいたのが、違うと分かって驚きました。また、英文で他の教科を学ぶというのは初めての経験で面白かったです。双方の能力が上がる効率的な?沢だと思いました。
今まで知らなかったことがとてもたくさん出てきて新しい発見ができて、化学に興味を持つことが出来ました。これからも化学にふれる機会はあると思うので勉強するきっかけにしていきたいと思います。
- 高校でやったことをほとんど忘れていることに気付き、ショックを受けました。地道にコツコツと続けていかないといけないんだなと感じました。高校よりもっと細かく深く学べて面白かったです。
- 薬を見たときになんとなく成分が分かるかもと思った。
- ヒトの身体の働きには化学反応が大きくかかわっているということがわかった。結合によって有害か無害かの差ができたり、身体で性質を変えることがある。お酒に含まれるエタノールは比較的、男性より女性の身体(血流)に多く取り込まれる。
- コレステロールの授業を受けて、人が太る構造を学べたと思う。あと、毎回英語を読むことで、化学と英語両方に触れることができた。
- 化学的な文章を英語で読んで訳す力はついたと思います。毎回の宿題は辛かったけど、少しずつ慣れて、訳すスピードも上がったような気がします。将来、英語の論文をたくさん読むことになる・・・と思うと気が重いですが、そのための訓練ができて良かったです。
<口腔>
- ウールやシルクの服を洗う時には、タンパク質を破壊する強酸や塩基に含まれる洗剤は使ってはいけないということを知ったので、将来洗濯をする時には気をつけようと思いました。
- 将来私たちは薬を仕事の中で扱います。この授業で習ったことや宿題で読んだ英文で知ったことは薬を扱う場面で大いに役立つのではないかと思いました。また、先生の最初の授業で聞いた先生の研究についてのお話もこれから先、生活で役立つと思いました。
- 受験化学の復習もできて+αのことも学べてよかったです。今であまりよく考えたことなかった周期表のこと、原子がどのように考えられてできたかを授業で考えたことで、今までとは違う見方ができるようになった。今を知るにはその歴史についても学ばないといけないと私は思っているから、これからのことが学べてよかった。科学への視野も広がった。
- 薬などを扱うとき成分がわかったり、それで、どの薬と一緒に扱うと副作用とかが成分を見てわかるようになる。
- 今まで薬の名前について、興味をもったことはなかったのですが、これからは名称をみて、あーこんな結合をしているんだとーと納得してみたいと思いました。
- 理系として必要な知識(化学的な事だけでなく英単語も含む)を学べて良かったです。また、最初の授業でメタボについての話も医療者としてためになりました。
- 脂肪などの話でメタボについて学んで、将来自分がさらされるかもしれない危険について一般的な基準以外にも知れたことがとても良かったです。また太っているからといってメタボなわけではないし、細く見えるからといって油断してはいけないということもよくわかりました。また、先生の研究の話も聞けてとても感銘を受けました。
- なんとなくわかったような気がしていても、実際には言葉を覚えただけど、その仕組みまで理解することが大切だと感じました。また、複数の英文を読んで、普段読んでいるものとちがって、化学的な単語が多かったので、将来のための練習になったと思います。
- 毎回宿題として英語の和訳があって、英文を読む力がついたと感じたし、自分で内容を学んでいることを感じました。高校でも化学を勉強したけれど、その時よりも自分で興味を持ち学んでいく方が楽しいと思った。
- 病気を化学的に考える力をついたと思う。薬品に化学式が書いてあっても、少しは理解できるのではないかと思います。
- 元素名に英語標記にした場合etcがわかった。
- 和訳課題で、自分で化学物質に関する様々な危険や起こる症状、体内での反応を読むことができた。新たな発見と文章を読む力がついたと思う。今後いろいろな専門分野を学ぶときに化学的な知識も必ず必要となると思うので、今回学んだ内容はもちろん、新たな知識を身に付けようという姿勢も活かしていこうと思う。
- 英語で化学を読むという経験は、将来多くの文献に触れる練習になったと思う。英語を読んで内容を理解できても、それを日本語にするのはまた別の難しさがあり大変だった。
- メタボ検診の不完全性について知れたこと。
- 化学は理系の道を進んでいくのに必須だということが身にしみて分かりました。しっかり学べて本当によかった。化学を人体やその生活からのアングルで新たな面から見れたので良かったです。人体、脂肪この点から化学を学べ、先生の授業を受けたことは本当に大きいと思います。英語に多く触れた点もこの授業で得たものだと思います。化学的な用語・内容を毎回知ることができて良かったです。英文は残しておきたいです。
- 英語のプリント宿題をしたおかげで、化学を英語で読むのに抵抗がなくなり、単語を覚えることができました。最初のメタボについて、コレステロール・リポタンパク質・中性脂肪などの話も健康にも関わる話でためになりました。
- 一番最初の授業で聞いた岡崎先生の研究している分野のお話と、岡崎先生が尊敬している先生の分野を聞いて、今まで全く知らない事ばかりでしたが、こんな分野もあるんだなぁと勉強になりました。
- 自分が薬品を扱うようになった時に、この薬品がどういった構造式をとるのか、どんな性質があるのか、どういった危険性があるのかを考える際にとても役に立つ知識が得られたと思う。
- 毎週の英文の内容は様々な化学物質が人体に及ぼす影響による疾患患者についてのものでした。これは、人体と化学の深いつながりを知るのに大変良い勉強になりました。これがまた、日常的な出来事から起こっていることから、私たちの生きている周りには非常にたくさんの種類の物質の化学物質が存在しているだなと思いました。
- 英文和訳の課題から今まで知らなかった化学と生命の関係について学ぶことができて、最悪死に至る物質も多いことなどには非常に驚きました。前半の授業のコレステロールの濃度のことなど、やはり生命と深い関わりがある面の化学は特に、今後医療について学んでいく学生として役立つと思いました。以前より化学が楽しくなって興味が持てたので、これから活かしていきたいです。
- 毎週英語の文章を読むことによって苦手だった英語の勉強にもなったし、宿題の英文を読むたびに化学的な雑学として得ることができて、ちょっとかしこくなったかなと思った。
- コレステロールの話です。授業で学んだことで、それまで漠然とテレビの生活習慣病特集を見ていたのが、しっかり理解できるとは言わないまで、親近感を覚えることができました。
- 宿題の英文和訳のおかげで医療系の英単語や言い回しもかなり頭に入りました。大学で習う化学は高校よりもずっとおもしろかった。酵素の働きの図などは英文のものを多用して、世界基準を学べた気がします。
- たくさんの英文を読んだので化学系の英単語をたくさん学ぶことが出来たので、これから英文を読むときにとても役に立つなと思った。また、メタボリックなど興味深い話題もたくさんあったので、とても勉強になった。
- 毎回の宿題で英語を訳しながらじっくり文を読めたので、化学の一般的な知識を知ることができました。食事と化学が結びついていると感じました。コレステロールなど、最初のころのスライドの内容はこれからも覚えていたいです。
- 化学式について、化学式、分子式、構造式の表し方が分かった。今までは気にも止めずに見ていた薬品のラベルを細かくみるようになりました。カゼ薬の説明書も細かくみて、構造式の形もチェックしています。
<理解できたこと、勉強してみたくなった事>
<看護>
- 有機化合物についてもっと勉強してみたくなった。リポタンパク質の種類がカイロミクロン、VLDL、IDL、LDL、HDLなどがある事、またリポタンパク質の構造やコレステロールの取り込みとトリグリセリドの取り込みについて少し分かりました。
- ルイスの構造式や形式電荷について分からなかったけど、理解できました。
- HDLやLDLのはなし。自分の血液検査の結果をみて、ほーこういう意味なのかと考えてみました。リン脂質を作るときに、アポリポタンパク質がすき間をうめていることが理解できたので、ほんと楽しかったし、おもしろかったです。
- 抜けていた化学の知識を少しでも埋めることができてよかった。結合がよくわからなかったので、ちょっとわかるようになってよかった。
- 善玉コレステロールと悪玉コレステロールについて。
- もう一度高校の化学をやり直したいと思いました。それから、結合のしくみ、ルイスの構造式について、考えてみたくなりました。
- 内容としては、高校での化学の授業と似たものであったが、構造やその物質の結合など、様々な側面から化学を見ることができ、とても楽しかったです。この授業を受けて、私は有機化学が好きであったことを思い出し、もう一度アミノ酸やタンパク質の構造や性質について勉強したくなりました。
- 軌道について高校の時よりわかるようになりました。有機化学をもう少し勉強したいと思います。
- 受験勉強で覚えたことを「忘れている」とこの授業を受けて痛感した。だから化学そして生物をもう一度勉強したいと思った。
- 前期に化学基礎入門を受けていて、その延長線のことがたくさんあったが、どれも理解しやすかったです。しかし、まだ配位結合についてはいまいち理解できていないので、もう少し勉強してみたいです。
- 有機化合物の命名法が今までよくわからず適当にやっていたので、授業でやりなおして少しわかった。また、配位結合についての理解があいまいだったが、ルイスの構造式で電子をドットで書いてみたらしくみがよくわかるようになった。
- 高校レベル以上の化学の内容に少し興味を持ちました。いろいろな構造式の命名をしてみたいと思いました。
- 原子の構造で、トムソンのモデル・ラザフォードのモデル、ボーアのモデルを知らなかったので知れてよかったです。
- 高校のときの内容は結構忘れているものが多く、思い出すことができてよかったです。化学Ⅱの範囲を今までやっていなかったけど、もっと化学を詳しく学びたいと思いました。
- 分子の疎水性や親水性によって体の機能がなされていることをもっと勉強したい。
- ヒトの体中には、化学反応が関係しているということ。ヒトからその食物へ、食物の食物を突き止めることで、主要なエネルギー源が太陽で食物の始まりは緑色植物であるということが分かった。
- 高校の化学をおろそかににしていたことが明らかになり、勉強の必要性に気付けました。今で気付けてよかったです。ルイスのドット式が個人的に面白くもっと勉強して深く理解したいと思いました。
- 物質が体に及ぼす影響について関心が高まりました。
- 原子の構造の歴史は初めて知った。ルイス式も書けるようになったし、形式電荷なども分かった。化学Ⅱを全然やっていなかったので、アミノ酸も最初は分からなかったが、構造が分かって式もかけるようになれて良かった。生命との関わりが深いたんぱく質の部分をこれからも勉強していきたいと思う。化学苦手なので、全部遅刻しないで出席して、宿題も出しました。
- 構造式が1つしかわからなかったけど、このクラスで18コも書ける人がいたので、もっと勉強して命名と構造式を作るのを両方できるようになりたいと思いました。化学基礎入門でやったけど、もう少ししっかりやりたいです。
- 物質の命名法を忘れてしまっていましたが、授業で勉強してよくわかるようになりました。他にも高校で習ったことを思い出せたり、さらにそれを越えたことまで知れて嬉しかったです。
- 一番最初の授業でやった「メタボ検診の落とし穴」はとても印象的でした。コレステロールの分解やリポたんぱく質について等、初めて聞く話ばかりだったのでとても楽しかったです。あと、様々な種類の元素記号の授業も印象的でした。とくに、リボン型などは一度自分で作ってみたいなと思いました。
- 高校で有機を習わなかった私にとって辛い範囲もありましたが、教科書を開いて有機を読みました。アルカン・アルケン・エステル・エーテルなどについて自分の中で色々整理がつけられたと思います。有機って複雑だけど、理解したりその複雑さを勉強して、もっと理解を深めたいです。そして化学にもっと触れようと思います。
- 高校の時からルイスの構造式が分からず、今でも分からないので勉強しようと思います。あとアミノ酸の構造式も忘れていたので、勉強しようと思います。
- ルイスの構造式での電子数の求め方がわかりやすかった。
- 化学を受験科目で取ってなかったので、難しかったです。もっと勉強しようと思いました。
- 中性脂肪やコレステロールなど、身近な問題について少しわかり、この辺りをもう少し勉強してみたいと思った。
- ルイス式がどんなものかよくわかった。まだ点の付け方を間違えてしまうので、テストまでにマスターしたい。
- 化学反応が起こるしくみについて理解できました。
- 脱水縮合について、構造式から水分子がとれて、2つの分子が結合する様子がよく分かった。同じく加水分解も。
- 原子構造や結合について改めて深く勉強できました。化学の教科書ではそういうものだと言わんばかりにさらりと説明が終わっている部分が、授業を聞いて、なるほどそういうことだったのか、と理解できました。
- 形式電荷の計算の仕方が分かりました。構造式の命名についてもっと知りたくなりました。
- 入門編では単結合・二重結合までだったものも、今回は環状の構造式まで知ることができ、またシス型・トランス型についても考えることができました。命名法も理解することができました。英文の宿題の内容も、毎回新しく知ることがたくさんありました。特に医学に関することばかりだったので、すごく興味もわいたし、もっと学びたいことがたくさんありました。先生の研究についても知ることがたくさんあり、すごいなぁと思ました。ただ、まだ難しいことが多かったので、機会を見つけてしっかり理解し、もっと知識を蓄えてきたいと思いました。
- いろんな資料を使って勉強すること。中国語とかおもしろかった。
- ルイスの構造式の作り方がいまいち分かりにくかった。名前の付け方(アルコールとか)がよく分からないので、テストまでに確認しておこうと思います。
- 反応が起こる理由や具体的な変化を学んで、それらの知識とつながったようで、とても興味深かった。命名法については、Cの数が多いものの命名パターンを知らなかったので、もう少し講義で説明していただければ良かったと思います。
- 基本的な分子式とか構造式とかルイス式とかについてちゃんと復習しようと思いました。
英文で化学を勉強する事は私にとってとても新鮮でした。頭に入りやすく、とても勉強になりました。これからももっと化学に関する英文を読んでみたいです。
- 物質の安定性という考え方が化学反応の基礎となっていること。ルイスの構造式の考え方がおもしろかった。酸と塩基が苦手なので要復習。
- 化学について殆ど知らなかったので、化学の基本的なところを学べて良かったと思います。難しい・とっつきにくいと漠然と思っていた化学に少し親近感を持つことができたと思います。
- 脱水縮合とか加水分解は前期の化学基礎入門で勉強してできるようになったと思っていたけど、やっぱりまだちゃんと理解できていなかったようなので、もう一度やり直そうと思いました。それと命名法は規則があるので、覚えればできそうなので、頑張ってみんなに少しでも追いつきたいと思いました。
- 分子と分子のくっつき方など、今までに気にも留めていなかったことを学べてすごく興味深く感じました。
- ルイス式のつくり方が今まで理解に苦しんでいたけど、できるかも!という感覚がつかめたのですごく良かったと思った。
- 忘れていた化学の知識がだんだん戻ってきたような感じがした。
- 英文で、塗料から病気になることや、お酒の体にはたらく作用について理解することができたから、良かったと思う。他にも暮らしの色んな部分で化学が関連してきそうで興味を持った。
- 化学Ⅰまでしか習っていなかったので、授業ではじめて知ることがたくさんありました。形式電荷の計算は最初は全く分からなかったけど、なんとかできるようになって良かったです。あとは課題の英文で、化学的なことに関係する病気などをたくさん知ることができて良かったしもっと知りたいと思いました。
<口腔>
- アルコールが水に溶けるのは水素結合をするからであるということを理解しました。水素結合についてあまり理解していなかったことに気がつきました。
- 形式電荷については今まで聞いたこともなかったので、とても勉強になりました。また、リポタンパク質について全く知らなかったので、プロフェッショナルである先生のお話を直々に聞くことができてよかったです。リポタンパク質についてはとても勉強したくなりました。この授業では化学と人体のつながりがとても深いということをあらためて学ぶことができました。
- 多くの生命科学成分(?)について勉強してみたくなりました。私は生物をやったことがなかったので、初めて聞く言葉でちんぷんかんぷんでしたが、だからこそもっと知りたいと思えました。これから生命に携わっていく医療従事者としてこれからも科学の勉強をしたいです。
- ルイスの構造式、形式電荷・電子配置のことが特によく理解できました。まだ、迷いはありますが、命名法もだいたい理解できました。
- 水素結合について、今回の授業で初めて水素結合がどのような結合であるかがわかりました。水素は電子を1つしか持たないが、水素結合用の手を持っていて、そこにOやNが水素結合する。モデルで考えたことがなかったので、わかりやすいと感じました。
- 化学基礎入門の授業の延長として、色々と深く学べました。英語でもさらに学べてよかったです。他にも化学の英文を読みたいです。
- 高校で習ったことの延長上のことなので興味を持って聞くことができました。脂肪のことを最初の方にしていてよく分からないとこらへんがあったので、また自分で学んでみたいと思います。
- 遷移元素と典型元素のちがい・原子の価標の数の理由・ルイスの構造式・形式電荷など、高校までは知らなかったことや、名前は知っていてもあやふやにしていた部分を理解することができました。
- 周期表の周期性を考えてみて、1番おもしろかったので、もっと勉強してみたいと思いました。
- 病気が化学物質の微量によって左右されるということがわかりました。また、共有結合や水素結合などの違いも理解できるようになりました。
- コレステロールと中性脂肪の取り込みの違いなどが面白かった。
- メタボリック症候群に有効な治療法がないといことです。そんなに大変なものではないと思って軽くみていたのですが、深刻な病気につながるというところが怖かったです。
- ルイスの構造式の構造式は初めてやったので、新鮮だった。電子式は書いたことがあったが、一目で構造が分かり、便利だと思う。価標を使ったものに限らず、必要に応じて様々な構造式を使いこなしていきたい。
- 混成軌道の話がよくわかりませんでした。
- もっともっと英語に触れてみたいと思いました。そこから化学を学べたらいいと思います。あと、ルイス式などについては、基本が分かっていれば、自分である程度考えることができるので頑張りたいです。ありがとうございました。
- 周期表の並び方や、遷移元素のことなどがあまり分かっていなかったが、似ている元素が縦・横に並べられ、遷移元素の荷電子が1、2コだということが分かった。アミノ酸について、もっと勉強しようと思いました。
- リポタンパク質については、今まで分からなくて、正直難しくて全てを理解することができませんでした。だから、その分勉強してみたいとは思いました。また、宿題の英訳は、とても良かったと思います。英語に慣れるだけでなく、医学的な内容だったので、訳して読んでいるだけでも勉強になりました。
- この授業で得た知識をさらに深め、また新たな知識を自ら得ていきたいと思う。
- 前半の授業で学習したメタボ検診についてよく理解できました。あの時のスライドで見た脂質の吸収の経路(?)を示した図がやっぱり忘れられません。後半に学習した形式電荷は初めて聞いたような気がします。ある有機の様々な構造式を全く書けるか、ちょっと自信はありません。体の組織と化学は大変深いつながりがあるのだなと改めて思うことが多かったです。今後も機会があったら、そういった知識を深めていけたらと思います。
- ルイスの構造式でHNO3を書くことが今までできなかったけど、理解できたようになりました。コレステロールは体内でリサイクルするメカニズムは本当に不思議です。他のメカニズムについてももっと勉強したいし、コレステロールのメカニズムについてもっと理解できるまで勉強したいです。英文和訳を通して、体内における化学反応について学べて楽しかったです。
- 受験勉強で習わなかったり、あいまいだったところがこの授業によって改めていろいろわかってためになった。今まで化学をさぼってきたので、もう一度全体で復習したくなった。
- コレステロールと中性脂肪の違いは取り込み方によること。今私たちが使っている軌道のモデルは仮定→実証により確認され、結果がそぐわなければ新たなモデルを作るという一種の新陳代謝の末であること、科学全体がそうであること。
- HPLCのことについて、その働きや今後どのような分野に発展するのかを調べてみたいと思います。(冬休みの課題)
- 化学系の英文を読んだことがなかったので、化学の用語をこんなに英語で勉強したのは初めてだったので、知らない単語がたくさん出て、とても勉強になった。毎回の宿題プリントで毎週一定の量の英語を勉強できたのでよかったと思う。
- ルイスなど、構造式について理解できました。メタボになるまでの体やコレステロールのについて、とても興味を持てました。
- ルイスの構造式を書くのが楽しくなりました。もう一度高校の化学Ⅰから学んで岡崎先生の授業を受けたら、出席カードの内容がもっと濃く書けたのではないかと思います。炭水化物ダイエットがなぜやせるのか、化学的にわかりました。でも運動しないとダメですね。
2008年度の内容
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