平成16年度 連携教育「化学基礎」(岡崎)

対象:看護学専攻1年生 口腔保健学科1年生
場所:新I講堂(旧外来診療棟3F)
期間:火曜日(8:50−10:30) 7月13日―12月7日

授業の目的・内容:

内容身近な現象をとりあげて、将来、看護学・口腔保健学に役立つ「一般化学の基礎」を学んでもらう。
  1. 生体と化学の関わりの例:善玉コレステロールと悪玉コレステロール、コレステロールの分子式、構造式、性質、生体における役割
  2. ビッグバン、元素の誕生、元素の周期律:典型元素と遷移元素
  3. 分子と原子、化学結合:金属結合,イオン結合,共有結合,配位結合
  4. 水の性質、水素結合、分子と分子の相互作用(ファンデルワールス力、疎水結合)、
  5. 分子を数える、濃度の表し方、モル数、水溶液とイオン、
  6. 物質の状態:固体,液体、気体 水と氷、二酸化炭素とドライアイス
  7. 生命に必要な金属元素、
  8. 有機化合物と無機化合物、
  9. アミノ酸の構造と性質、タンパク質の種類とその役割
  10. 糖質の種類とその役割、エネルギー源としての糖と脂質
  11. 脂質の種類とその役割、必要脂肪酸、生体膜
  12. 核酸(RNAとDNA)の構造

教科書:

「基礎から学ぶ 生命・環境の化学[第2版]」三浦洋四郎、船越浩海、岡崎三代(建帛社)1900円

講義形式:

教科書とその補充プリントに沿って、板書きを主とし演習形式をとりいれて、授業中に課題を与え、コメント・まとめ・質問を書いてもらい、提出させた。毎回、化学の基礎や生体物質の化学に関する英文を配布し、翌週、その要約を提出させた。

授業に関するアンケート

●この授業を受けて将来役に立つと思ったこと
<看護学専攻>
<口腔保健学科>
●この授業を受けて、今まで分からなかったことで理解できたこと、あるいは勉強してみたくなったこと
<看護学専攻>
<口腔保健学科>

2003年度の内容

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